ヘアケアブランドのTwitterマーケティングとキャンペーン成功事例10選

ここ数年、コスメ・化粧品領域でもD2Cブランドが多く誕生するようになってきました。D2Cブランドはその名の通りDirect to Consumerな販促方法を取っているため、SNSマーケティングが競合との重要な差別化ポイントとなっています。この記事では、コスメ・化粧品ブランドの中でも「ヘアケア」領域に絞って、ヘアケアブランドがどのようなTwitterマーケティングを行っているのか、キャンペーン事例を交えてみんなでPR編集部が紹介していきます。

国内のヘアケアの市場規模は?

株式会社矢野経済研究所の調査によれば、2020年度のヘアケア市場規模は4,537億円となっているようです。新型コロナウイルスの影響で美容・コスメ業界全体としてはかなりの打撃を受けていたようですが、ヘアケア領域に限っていえば2016年度から毎年ほぼ横ばいでの推移となっているようで影響は限定的と言えるでしょう。

国内のスキンケアの市場規模は1兆3000億円ほどとされており、市場のサイズとしては1/2~1/3程度といったイメージとなります。

1. プリュスオー/plus eau

最初に紹介するのは「プリュスオー」です。
プリュスオーは、理想的で扱いやすい髪質に導くためのヘアケアシリーズとして、サロンでもホームケアでも愛用されているブランドです。
プリュスオーのTwitterフォロワー数は2万1千人を超えており、多くの人に支持されています。
どこかレトロなパッケージが可愛らしく、魅力的です。


画像引用元: プリュスオー/plus eau


Twitter: @plus_eau
フォロワー数: 22,000人(2022年6月現在)

プリュスオー/plus eauのTwitter運用とキャンペーン活用事例

①キャンペーン実施

プリュスオーは「フォロー&リツイートで応募できるキャンペーン」を実地しています。
こういったTwitterの特性を生かしたキャンペーンは、多くのブランドが取り入れている運用方法です。
フォロー&リツイートを条件にすることで、フォロワー数を伸ばすことや情報の効率的な拡散に繋がります。
特にリツイート機能は、フォロワーを介して多くのユーザーに情報を届けることができるので効果的な方法といえるでしょう。
また、フォロワー数は信頼度にも繋がる重要な数値なので、キャンペーンを活用してフォロワー数を伸ばしていけるといいですね。

➁口コミのリツイート

プリュスオーは「ユーザーの口コミを積極的にリツイート」しています。
口コミのリツイートは、キャンペーンの実地と同時に行うと特に効果的です。
キャンペーンを実施して、当選者の口コミをリツイートすることで、安心して応募してもらいやすくなります。
また、当選したユーザー側も、自分の口コミがブランドにリツイートしてもらえることで承認欲求を満たすことができるので、良い関係を築けるでしょう。
また「口コミ用のハッシュタグ」を設置するなどの工夫を行うと、さらに効率的な運用を行うことが可能です。

③仕上がりイメージ

プリュスオーは「カラーシャンプーの仕上がりイメージ」を画像付きで紹介しています。
Twitterは、文字と画像を使って宣伝することに向いているSNSです。
文字で商品を説明するだけでなく、使用したイメージを画像添付することで、より印象的に商品紹介をすることができます。
色味に限らず、シャンプーを使ったビフォーアフターの画像を乗せるなどの活用も可能です。
画像を添付することでユーザーの目にも止まりやすくなります。
積極的に画像を乗せて、使用感をイメージしてもらいやすい工夫を行いましょう。

プリュスオー/plus eauのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「プリュスオー」を事例に紹介してきました。
キャンペーンの実施・口コミのリツイート・仕上がりイメージの宣伝などの工夫がみられました。
プリュスオーは「同じツイートを繰り返しリツイート」しているという特徴もあります。
フォロワーに届けたい情報は、一度ツイートして終わりではなく、繰り返し発信するなどして確実に届けられるといいですね。
ぜひ、プリュスオーの運用方法を参考にしてみてください。

2. ラサーナ

次に紹介するのは「ラサーナ」です。
@コスメで殿堂入りを果たした洗い流さないトリートメントが大人気のブランドです。
ラサーナのTwitterフォロワー数は10万9千人を超えており、とても多くの人に愛されていることが分かります。
ピンクとホワイトが基調のカラーリングと、貝殻のロゴが印象的です。


画像引用元: ラサーナ


Twitter: @LaSanaYamasaki
フォロワー数: 110,000人(2022年6月現在)

ラサーナのTwitter運用とキャンペーン活用事例

①アンケート機能活用

ラサーナは「アンケート機能」を積極的に活用しています。
アンケート機能を活用することで、ユーザーのリアルな声を集めることができます。
良い商品とは、ユーザーに悩みを解決できる商品です。
ユーザーの求めているものに適切にこたえるためには、ユーザー目線で悩みを探ることが大切になります。
Twitterは情報の発信・収集だけでなく、意見を集める場としても効果的なSNSです。
匿名性が高いため、自分の悩みを素直に呟きやすく、そのユーザーのリアルな悩みにたどりつきやすいという利点があります。

➁独自のキャンペーン

ラサーナは、他のブランドとは違う方法で「独自のキャンペーン」を実施しています。
サイト上のアンケート回答や、毛髪検体へ参加など、独自の参加条件を設けています。
Twitter上でキャンペーンを実施しているブランドは多いですが、そのほとんどがフォロー&リツイートによる参加です。
簡単に参加できるキャンペーンは、参加してもらいやすい一方で、ブランドや商品について深い興味を持って貰いにくいという欠点もあります。
ラサーナのように、少し手間のかかる独自性の強いキャンペーンは、参加する人数が限らますが、その分一人一人に深く興味を持ってもらうことができるでしょう。
それぞれの利点を理解したうえで、ブランドの方向性に合った運用方法を選んでいけると良いですね。

③ハッシュタグの活用

ラサーナは積極的に「ハッシュタグ」を活用しています。
ハッシュタグを設けることで、口コミを効率的に収集したり、特定の商品の口コミを広げてもらいやすかったり、などの利点があります。
Twitterに限らずSNSの運用においてハッシュタグの存在は欠かせません。
公式にハッシュタグを設置して、より効率的に運用していけるといいですね。

ラサーナのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitter運用方法について「ラサーナ」を事例に紹介しました。
アンケート機能の活用・独自のキャンペーン実地・ハッシュタグの活用などの工夫がみられました。
特にアンケート機能は、内容を変えることで活用できる場面が多数あるので、積極的に取り入れていけるといいですね。
また、キャンペーンに「独自性」を持たせることで、ブランドの印象を深く残せる工夫を行っていきましょう。
ぜひ、ラサーナの運用方法を参考にしてみてください。

3. レベナオーガニック

次に紹介するのは「レベナオーガニック」です。
レべナオーガニックは国産オーガニックにこだわったヘアケアブランドです。
自然と心がほころぶ心地よさをコンセプトにしています。
オーガニックを好む人が増えているので、今後さらに注目度が高まりそうですね。
レべナオーガニックのTwitterフォロワー数は9千人を超えています。


画像引用元: レベナオーガニック


Twitter: @lebenaorganic
フォロワー数: 9,000人(2022年6月現在)

レべナオーガニックのTwitter運用とキャンペーン活用事例

①LINEへの誘導

レべナオーガニックはTwitterの固定コメントで「LINEアカウント登録」を誘導しています。
LINEはTwitterに比べて、通知がある、クーポンの配布が行いやすい、というメリットがあります。
通知が届くことでブランドからのメッセージをみてもらいやすく、クーポンの配布があることで購入意欲の向上に繋がります。
また、Twitterと同じようにタイムライン機能を使うことで、届けたい情報を提供することも可能です。
Twitterの運用でビジネスにメリットもたらすことだけでなく、Twitterからどの場所へ誘導すべきかを考えることも重要ですね。

➁悩み&商品紹介

レべナオーガニックは「髪についての悩み&それを解決する商品紹介」を1つのツイートで行っています。
ユーザー目線で悩みを呟くことで「共感」を得ることができます。
ツイートに興味を持って貰うためには、共感できる内容であることが欠かせません。
また、それと同時にアイテムを紹介することで、ユーザーの心に響きやすいです。
また、レべナオーガニックは、それに合わせてクーポンを配布しており、より効果的にユーザーの購買欲求を煽っています。
ただクーポンを無駄打ちするのではなく、きちんと戦略をねって購入にみちびく、戦略性が光る運用方法です。

③日常的なツイート

レべナオーガニックは「日常的なツイート」を毎日行っています。
ビジネスに直結しない内容のツイートは、親近感をもたらすことに繋がります。
また、新しい情報がなくとも毎日ツイートを続けることは大切です。
ユーザーの目につく機会を一定数保つことは、フォローの維持に繋がります。
また、日常的なツイートにもハッシュタグをつけることで、ハッシュタグタグ経由でレべナオーガニックを知ってもらう確率があがります。
「晴れ」や「恵比寿」といった何のことはない単語にもハッシュタグを活用して、Twitterを有効活用していけるといいですね。

レベナオーガニックのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitter運用方法について「レベナオーガニック」を事例に紹介しました。
LINEへの誘導・悩みと一緒に商品紹介・日常的な内容のツイートなどの工夫がみられました。
Twitterの運用は、Twitterだけで完結していてはもったいないです。
ほかのSNSとどのように連携し、相乗効果をもたらすことができるかという部分まで深掘りしながら運用できるといいですね。
ぜひ、レべナオーガニックの運用方法を参考にしてみてください。

4. ケラスターゼ

次に紹介するのは「ケラスターゼ」です。
ケラスターゼは、パリ生まれのプロフェッショナルでラグジュアリーなヘアケアブランドです。
高級感のあるスタイリッシュなパッケージが目を引きます。
ラグジュアリーブランドとして女性の憧れを集めており、特別な日のご褒美やステータスとして利用している人が多い印象です。
ケラスターゼのTwitterフォロワー数は2万9千人を超えており、多くの人に支持されています。

画像引用元: ケラスターゼ


Twitter: @Kerastase_JP
フォロワー数: 28,000人(2022年6月現在)

ケラスターゼのTwitter運用とキャンペーン活用事例

①キャンペーンを行いすぎない

ケラスターゼは、プレゼント企画などのキャンペーンを「ほとんど行わない」という特徴があります。
これは、他のブランドとは一線を画している運用方法です。
SNS運用は人の注目を集めやすいというのが大きな利点です。
それを逆手にとって、ユーザーにこびない姿勢を貫くことも1つの戦略になります。
購入しない限り手に入りにくい「高嶺の花」のポジションを確立することで、女性からの憧れの気持ちを集めることに繋がります。
ブランドの位置づけやペルソナ設定に合わせて、運用方法を変えることはとても大切です。

➁動画の活用

ケラスターゼは「動画の活用」を積極的に行っています。
文字だけよりも画像付きのツイートの方が、画像付きのツイートよりも動画付きのツイートの方が、人の興味を引きやすいです。
また、Twitterにのせられる動画は短いので、動画作成に大きな時間は取られません。
人に興味を持って貰える内容に仕上げることで、ツイートをするだけでCMと同じような効果を得ることができるでしょう。
また、ブランドのコンセプトや雰囲気も動画の方が伝わりやすいです。

③季節に沿ったツイート

ケラスターゼは「季節に沿ったツイート」を行っています。
母の日や七夕など、ちょっとしたイベントにヘアケア商品を絡めて宣伝を行います。
スキンケアアイテムは日常的に使用するものなので、時期やイベントに絡めて宣伝することでより効果的です。
また、母の日などのプレゼントが絡むイベントであれば、商品購入に誘導しやすいというメリットもあります。
「ちょっと特別な日だから使いたい」と思ってもらえる運用方法といえます。

ケラスターゼのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitter運用方法について「ケラスターゼ」を事例に紹介しました。
キャンペーンを行いすぎない・動画の活用・季節に沿ったツイーなどの工夫がみられました。
Twitterの運用は「何をするか」も大切ですが「何をしないか」もとても重要です。
興味を集めることとブランド価値を下げないことを天秤にかけながら、ブランドの色に合わせた戦略をとっていけるといいですね。
ぜひ、ケラスターゼの運用方法を参考にしてみてください。

5. NatureLab TOKYO / ネイチャーラボ トーキョー

次に紹介するのは「NatureLab TOKYO」です。
NatureLab TOKYOは植物幹細胞を配合した環境にやさしいヘアケアブランドです。
SDGsが重要視されるようになり、サスティナブル製品の需要も高まっています。
環境に優しいという付加価値はブランドの大きな強みです。
Twitterフォロワー数は3千人を超えており、今後さらなる知名度向上が期待できます。


画像引用元: NatureLab TOKYO / ネイチャーラボ トーキョー


Twitter: @NatureLab_TOKYO
フォロワー数: 3,000人(2022年6月現在)

NatureLab TOKYOのTwitter運用とキャンペーン活用事例

①使い方の解説ツイート

NatureLab TOKYOは、商品の使い方を「ステップアップで紹介」しています。
ツイートと一緒に購入先のリンクをのせることで、購買欲求を刺激することもできます。
ユーザーに欲しいと思ってもらうためには、どのような製品なのかを伝えなければいけません。
効果や成分、どんな髪質向きか、そしてどのように使うかも重要な情報です。
使用方法について情報を得ることで、自分が使うときのイメージが湧きやすくなります。
イメージが湧くことと、使ってみたいと思うことは、密接に関係しています。
使っている自分をイメージしてもらいやすいように、使用方法を解説することは効果的だと言えるでしょう。

➁サスティナブルについてのツイート

NatureLab TOKYOはサスティナブルについて積極的に情報発信しています。
NatureLab TOKYOは環境に優しいヘアケアブランドというコンセプトなので、それに通ずる内容の情報発信を行っています。
ブランドの大切にしているものが伝わることで、愛用してくれるファンがつきやすいです。
また、サスティナブルというキーワードからブランドを知ってもらうきっかけ作りにもなります。
「これはいい商品」だと宣伝するのではなく「この商品は地球環境に繋がっている」という付加価値をつけることに繋がります。
プラスαのブランド独自の価値をアピールして、固定ファン獲得をめざしましょう。

③アンケート機能の活用

NatureLab TOKYOは「アンケート機能」を活用しています。
アンケート機能を活用しているブランドは多く、取り入れて損はない運用方法といえます。
アンケート機能を活用することで、ユーザーの求めているものを具体的に知ることができます。
また、キャンペーンの参加条件をアンケートへの回答にするなどの運用も可能です。
アンケート機能は柔軟に活用できるものなので、ブランドの運営に役立てていきましょう。

NatureLab TOKYOのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitter運用方法について「NatureLab TOKYO」を事例に紹介しました。
使用方法の解説ツイート・サスティナブル関連のツイート・アンケート機能の活用などの工夫がみられました。
ブランドが何を大切にしているのかを宣伝することは、ファンの獲得に繋がります。
ユーザーに共感してほしいポイントをアピールすることで、長く愛されるブランドイメージを確立していきましょう。
ぜひ、NatureLab TOKYOの運用方法を参考にしてみてください。

6. Bio Lucia(ビオルチア)

次に紹介するのは「Bio Lucia」です。
あなたの美しい髪をサポートするヘアケアブランドとして、市販シャンプーでは得られない高級感を提供しています。
のTwitterフォロワー数は6千人を超えており、特に主婦層の女性から多く支持されています。


画像引用元: Bio Lucia(ビオルチア)


Twitter: @biolucia_chapup
フォロワー数: 6,000人(2022年6月現在)

Bio LuciaのTwitter運用とキャンペーン活用事例

①美容情報の発信

Bio Luciaは「美容ジャンルの情報発信」を積極的に行っています。
商品紹介ばかりをツイートしてしまうと、なかなかフォロワーを獲得できません。
ユーザーの役に立つ情報提供を積極的に行うことで、良い関係性を構築していきましょう。
情報を画像にまとめるなどの工夫を行うと、さらに興味を持って貰いやすくなります。
これはInstagramなどの他SNSでも応用できる運用方法です。

➁画像付きツイートの徹底

Bio Luciaは「画像付きツイートを徹底」しています。
文字だけのツイートよりも人の目に留まりやすく、ブランドの雰囲気も伝わりやすいです。
また、ツイート内容をイメージしやすい画像を選ぶことがポイントになります。
アイテムを使っているイメージが湧きやすい画像を乗せることで「私も使ってみたい」という購買意欲を刺激することにも繋がります。
また、Instagramなどにのせた画像を再利用するなどし、他SNSとの連携を図り、効率的に運用できると良いですね。

③ツイートにタイトルをつける

Bio Luciaは、ツイート内容を一言でまとめて「タイトルをつける」ことを徹底しています。
これは、キャッチコピーのような役割を果たしており、自分が気になる情報を得やすいというメリットがあります。
また、箇条書きなどを用いて、視覚的に分かりやすい文章設計を行うことも大切です。
ツイートはプレゼンテーションと似ています。
文字を詰め込みすぎたスライドは、逆に情報が伝わりにくいです。
本当に伝えたいエッセンスだけを選び抜き、シンプルなツイートに仕上げることが重要になります。

④Instagramへの誘導

Bio Luciaは「Instagramへの誘導」を行っています。
美容に興味がある人の多くはInstagramも利用しているため、Twitter経由でInstagramへ誘導するのは効果的です。
また、これはInstagramに限らず、LINEやtiktokなどの他SNSでも応用できます。
ただ単にアカウントを乗せるのではなく、他SNSで行われているキャンペーンやライブ予告の情報提供を行うことで、より多くの人を集めやすくなります。
ブランドの客層や色に合わせて、適切なSNSをすることはとても重要なポイントです。

Bio LuciaのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「Bio Lucia」を事例に紹介してきました。
美容情報の発信・画像付きツイートの徹底・タイトル付け・Instagramへの誘導などの工夫がみられました。
特に、画像付きツイートの徹底は手軽に挑戦できるものなので、ぜひ取り入れて欲しいです。
時代に合わせて主流のSNSも変化していきます。
Twitter以外のSNSとも連携しながら、より効果的なSNS運用を行っていきましょう。
ぜひ、Bio Luciaの運用方法を参考にしてみて下さい。

7. BOTANICOAT(ボタニコート)

次に紹介するのは「BOTANICOAT」です。
BOTANICOATは、頭皮と髪を自ら整えるサポートを行うヘアケアブランドです。
オーガニック成分が使用されており、今後も注目度が高まりそうですね。
「ジェンダーレス」や「環境に優しい」というキーワードを大切にしており、これからの時代にマッチしているブランドです。
BOTANICOATのTwitterフォロワー数は1万4千人を超えています。


画像引用元: BOTANICOAT(ボタニコート)


Twitter: @botanicoat
フォロワー数: 14,000人(2022年6月現在)

BOTANICOATのTwitter運用とキャンペーン活用事例

①口コミリツイート

BOTANICOATは「口コミのリツイート」を行っています。
特に懸賞応募が好きな女性の当選報告が多いです。
当選報告は、商品紹介も兼ねており、商品の内容と感想が画像にまとめてあることが多いです。
当選報告がされていると、キャンペーンに応募する際の信頼に繋がります。
また、当選報告を行っているアカウントは一般の人なので、よりユーザー目線で情報を伝えることが可能です。
懸賞アカウントや美容アカウントのツイートは、とても丁寧にまとめられているので活用して損はないでしょう。
リツイートすることで、相手の承認欲求も満たされ、良い相互効果を得ることができる運用方法といえます。

➁定期的なキャンペーン

BOTANICOATは「フォロー&リツイートで応募できるキャンペーン」を定期的に行っています。
このスタイルのキャンペーンは、フォロワーの獲得に繋がるという利点があります。
フォロワーの獲得はSNS運用の土台となる重要な要素です。
フォロワーを獲得できれば、情報拡散や信頼度向上にも繋がっていきます。
まずはブランドを知ってもらいたい、というSNS運用の初めの段階に最適な方法といえるでしょう。
また、キャンペーンを開催した後は、当選報告・感想のリツイートもセットで行うとより効果的です。

③時期を考慮

BOTANICOATは「季節に合った内容で」キャンペーンを実施しています。
天候や時期によってユーザーの求めるものは変化します。
適切な訴求ポイントを把握し、ユーザーは今欲しいと思えるものを提供できる工夫を行いましょう。
梅雨の時期なら髪をまとめるアイテム、新生活が始める時期はアイテムをセットで、などユーザーに親切なタイミングで提供することで、応募率・購入率アップに繋がります。

BOTANICOATのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「BOTANICOAT」を事例に紹介してきました。
口コミのリツイート・キャンペーンの実施・時期の考慮などの工夫がみられました。
リツイートとキャンペーンは、とても主流の運用方法です。
だからこそ「どの情報をリツイートするか」「どのようなタイミングでキャンペーンを行うか」を慎重に検討し、よりブランドの力になるような運用をとりましょう。
ぜひ、BOTANICOATの運用方法を参考にしてみて下さい。

8. ミルボン milbon

次に紹介するのは「ミルボン」です。
ミルボンは髪質に合わせて使い分けることのできる7つのブランドラインがあり、商品ラインナップが非常に多いことが特徴です。
また、アロマテラピーを意識した香りの良さも強い魅力になっています。
ミルボンのTwitterフォロワー数は12万8千人を超えており、多くの人に支持されていることが分かります。


画像引用元: ミルボン milbon


Twitter: @milbon_FYB_MAG
フォロワー数: 130,000人(2022年6月現在)

ミルボンのTwitter運用とキャンペーン活用事例

①画像に商品紹介をまとめる

ミルボンは「商品紹介を画像にまとめて」行っています。
人は視覚から多くの情報をキャッチするので、画像を用いて説明するのは効果的です。
また、Twitterは呟きの文字数制限があるため、画像内で細かい説明を行うことで、より多くの情報を伝えることにも繋がります。
画像にまとめるという手間をとることで、ユーザーに訴求できるポイントが増えるので、ぜひ取り入れて欲しい運用方法です。

➁ハッシュタグ活用

ミルボンは「公式にハッシュタグを設けて」運用しています。
ハッシュタグがあることで、ユーザーからの意見をキャッチしやすくなります。
また、呟き数からどれだけ興味を集めることができているのか把握すること可能です。
ハッシュタグはTwitterの初歩的な機能なので、簡単に取り入れることができ、商品ごとに使い分けられる融通性が高いです。
ハッシュタグをつけたから売り上げが伸びる、というわけではありませんがSNS運用の効率化のためには外せない運用方法といえます。

③口コミのリツイート

ミルボンは「口コミのリツイート」を積極的に行っています。
口コミの力は絶大です。
宣伝の量よりも口コミの評判の方がユーザーの心理な大きな効果を与えます。
良い口コミは積極的にリツイートして、ブランドの力に変えていきましょう。
リツイートすることで呟き数が増え、ブランドが人目につく機会を増やすことみでき、単純接触効果にも繋がります。

④公式サイトへの誘導

ミルボンは、公式サイトへの誘導を行っています。
せっかく公式サイト上でよいキャンペーンを行っていても、それを知ってもらえなければ意味がありません。
Twitterなどの情報をキャッチしてくれる母数が多いフィールドで、公式サイトの誘導を図ることは効果的といえます。
公式サイトに限らず、ブランドがたどり着いてほしい場所へSNSを活用して上手く誘導できれば、より多くの利益に繋がるでしょう。

ミルボンのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「ミルボン」を事例に紹介してきました。
画像にまとめる・ハッシュタグ活用・口コミリツイート・公式サイトへの誘導などの工夫がみられました。
特にミルボンの商品紹介をまとめた画像は非常に見やすく、商品ラインナップの多いなかでも自分に合った商品が見つけやすい工夫がされていました。
ユーザーファーストなツイートを通して、ビジネスの成功を目指していきましょう。
ぜひ、ミルボンの運用方法を参考にしてみて下さい。

9. みずみな

次に紹介するのは「みずみな」です。
みずみなはヘアケアブランドとしては珍しい、滋賀県の地産地消商品の一つです。
100人以上の美容師アンケートを基に人へのやさしさを追求した、ワンランク上のヘアケアを提供しています。
みずみなのTwitterフォロワー数は1600人を超えています。


画像引用元: みずみな


Twitter: @mizumina_care
フォロワー数: 2,000人(2022年6月現在)

みずみなのTwitter運用とキャンペーン活用事例

①ユーザーとコミュニケーション

みずみなは「フォロワーとのコミュニケーション」を大切にしています。
フォロワーに向けて質問を投げかけ、これに答えてもらうことで、関係性の構築を行っています。
地産地消商品らしい、人と人の距離が近いブランドならではの運用方法です。
また、他企業の呟きも積極的にリツイートし、交流の機会を増やしています。
SNSの基本は人との繋がりです。
ビジネスとして運用するだけでなく、まずは基本に立ち返ってコミュニケーションをとることも重要になります。
ファンとの距離を大切にしているブランドに、特におすすめできる運用方法です。

➁ハッシュタグ・画像付きツイートの徹底

みずみなは「ハッシュタグと画像付きツイート」を徹底しています。
ハッシュタグ経由でブランドの認知度を高めたり、画像付きツイートでユーザーの興味を引いたり、などの効果が期待できます。
文字だけのツイートは見ていても退屈です。
毎日の空の様子でも構わないので、とにかく画像を乗せてツイートすることを意識しましょう。
また、日課的にツイートを行うことで、単純接触効果による好感度アップも期待できます。
特に同じ地域に住んでいる人は、天気に関する呟きへ共感し、ブランドとの心理的距離が近づく効果も期待できるでしょう。

③地元に絡めたツイート

みずみなは地元企業との交流も盛んに行っています。
これは地産地消商品のブランドならでは運用方法です。
滋賀のブランドであることに重きを置き、地元愛を大切にしている雰囲気が感じられました。
滋賀県民だけでなく、滋賀出身の人にも認知してもらいやすくなり、滋賀というコミュニティからブランドの輪を広げることに繋がっています。
同じ地域の企業と繋がることで、互いに高め合いながら、企業の発展を目指せるでしょう。

みずみなのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「みずみな」を事例に紹介してきました。
フォロワーとのコミュニケーション・ハッシュタグと画像付きツイートの徹底・地元に絡めてツイートなどの工夫がみられました。
みずみなは地産地消商品ということで、他のヘアケアブランドは異なるポジションにいます。
多くの人に広めるというよりは、みずみなを好きな人に長く愛されたいという方針が感じられました。
ビジネスの為だけでなく、1つのコニュニティーとしてもSNSは優秀です。
ぜひ、みずみなの運用方法を参考にしてみて下さい。

10. MAISON DE THÉ / メゾンドュテ

次に紹介するのは「MAISON DE THÉ」です。
紅茶発想のヘアケアブランドとして、ティータイムにホッと一息つくようなアイテムを提供しています。
髪も心も時ほぐれるような、私服のバスタイムを演出してくれるブランドです。
紅茶発想のブランドは珍しいので、紅茶ファンからも注目されています。
MAISON DE THÉのTwitterフォロワー数は2800人を超えています。


画像引用元: MAISON DE THÉ / メゾンドュテ


Twitter: @MaisondetheJP
フォロワー数: 3,000人(2022年6月現在)

MAISON DE THÉのTwitter運用とキャンペーン活用事例

①ツイートしすぎない

MAISON DE THÉは「ツイート数が少ない」ことが特徴的です。
ツイートが少ないと、新規顧客の獲得にはつながりにくいですが、フォロー解除されにくいというメリットがあります。
あまり興味のないが沢山ツイートされていると、煩わしく感じるものです。
実際、キャンペーンなどで獲得したフォロワーが、キャンペーン後にフォロー解除するというのは珍しくありません。
ユーザーに伝えるべきものだけを厳選してツイートすることで、ユーザーの負担にならない運用に繋がります。

➁画像つきツイートの徹底

MAISON DE THÉは「画像付きツイートの徹底」を行っています。
また、ツイート内容に沿ったオシャレな写真をツイートしています。
画像・写真を乗せることは、ブランドのイメージの獲得に繋がります。
色味や画角に統一感を持たせ、このブランといえばこの雰囲気というイメージの固定化に繋げましょう。

③商品名以外のハッシュタグ活用

MAISON DE THÉは「商品名以外のハッシュタグ」も積極的に活用しています。
例えば「紅茶の銘柄」や「新生活」などの季節に沿った単語です。
ブランドを知らない人は、ブランドのハッシュタグで検索を行いません。
しかし、紅茶が好きな人は、紅茶の銘柄でハッシュタグ検索を行うことがあります。
この流れでブランドを知ってもらうことができれば、紅茶が好きな人に紅茶を生かしたブランドを知ってもらうことができます。
無作為に商品をアピールするよりも、的を絞って誘導できるため、効率的な運用です。

③ツイートにタイトルをつける

MAISON DE THÉは「ツイートごとにタイトルをつける」工夫を行っています。
ツイートの中身を一言にまとめてキャッチフレーズのような形でタイトル付けしています。
文字だけでまとめてしまうと、ツイートが窮屈な印象になってしまいます。
記号や空白を生かして、ツイートに余白を持たせることで、人の目につきやすいという利点も生まれます。

MAISON DE THÉのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「MAISON DE THÉ」を事例に紹介してきました。
ツイートの厳選・画像付きツイートの徹底・タイトルづけ・ハッシュタグ活用などの工夫がみられました。
MAISON DE THÉは呟き数が少ないものの、フォロワーが2800人を超えています。
これはプッシュ型の運用ではなく、プル型の運用が行われているという証拠です。
プル型の運用は、固定ファンのいるブランドに向いており、かなり負担の少ない運用方法といえるでしょう。
ぜひ、MAISON DE THÉの運用方法を参考にしてみて下さい。

ヘアケアブランドのPRにはインフルエンサーマーケティングがおすすめ!

2022年6月現在、東京ではコロナ前ほどとは言わないまでも人通りがだいぶ戻ってきており、サロン関係者の方からは女性の来店頻度が増えてきているという話も聞いています。以前はインフルエンサーに紹介してもらった美容室の来店者数が激増といった話を聞くこともありましたが、徐々にこのような市場環境が戻ってくるものと思われます。

ここで、ヘアケアブランドの面白い取り組みを一つ紹介しようと思います。
AERA 「ヘアケアメーカーがインフルエンサー美容師を増やす仕組み作り 企業が別角度からアプロ―チ」

この記事では、大手ヘアケアメーカー「ミルボン」が100名以上の美容師をターゲットにしてSNSマーケティングの講習会を開き、美容師のインスタグラムのフォロワー獲得からのインフルエンサー化を支援していったという試みが紹介されています。

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