スキンケアブランドのTwitterマーケティングとキャンペーン成功事例10選

コスメの代表格であるスキンケアブランドは、コロナ禍の現在でも一兆円を超える国内市場規模を誇ると言われています。また、近年では資生堂やKOSEといった大手の化粧品メーカー以外に新興のD2Cブランドが多く登場し、各社SNSなどを駆使してマーケティングでしのぎを削っています。そこでこの記事では、スキンケアブランドのTwitterマーケティング事例について具体例を交えて紹介していきます。

スキンケアの国内市場規模は?

総合マーケティングビジネスの富士経済の調査によれば、2020年のスキンケアの国内市場規模は1兆2,651億円と試算されています。新型コロナウイルスの影響が気になるところですが実のところそこまで逆風というわけではなく、マスクの着用が増えたことによってスキンケアの重要性を意識するようになった人も多いとされています。

コスメ・化粧品ブランドはTwitterマーケティングが効果的? お得なキャンペーン情報が満載!

世界的なSNSの先駆けとして登場したTwitterですが、20~30台の女性は美容・ファッション情報をインスタグラムで探すようになり、高校生~大学生にはTikTokが大人気となっています。同じ時期に登場したFacebookに関しては、経営者のようなシニアなビジネスマン世代の近況報告や結婚などの人生の節目情報を投稿するのにもっぱら利用されている印象です。

一方のTwitterでは、匿名で140文字以内で気軽に投稿できることもあって、近年では仕事の愚痴を吐き出す目的で使用したり、国内外の政治・経済ニュースを収集するために使用している人が多いのではないでしょうか?

しかし、一見インスタグラムの方が相性がよさそうなスキンケアブランドがTwitterマーケティングに力を注いでいるケースが多いようです。

1. シロノサクラ。

最初に紹介するのは「シロノサクラ。」です。
2019年に創立されたシロノサクラ。は「究極の美白ケアブランド」として多くの女性に支持されています。
韓国アイドルの流行により、美白に憧れる若者が増え、美白ブランドの注目度も高まっています。
シロノサクラ。のTwitterフォロワー数は1万1千人を超えており、爽やかで優しい桜モチーフのパッケージが魅力的です。


画像引用元: シロノサクラ。


Twitter: @ShiroNoSakura_2
フォロワー数: 10,000人(2022年6月時点)

シロノサクラ。のTwitterアカウント運用

シロノサクラ。は「シロノサクラの逸品」というレビュー専用のハッシュタグを設けています。
公式のハッシュタグを設けることで、レビューを簡単に確認できるだけでなく、人目につく機会を増やすことにも繋がります。
レビュー数は顧客の安心感に繋がる重要な要素です。

SNSを通して多くの人に愛用されていることをアピールできる良い方法といえます。
また、シロノサクラ。は「リンクツリー」という、複数のリンクを1ページにまとめることができるサービスを活用しており、1つのリンクを経由するだけで複数の情報を集めやすいように工夫がなされています。

リンクの中には、SNS以外にも公式ショップ・Amazon・楽天の販売ページリンクも設置されており、購入までのハードル低下に繋がっています。
時代や流行りに合わせて、情報発信するSNSの幅を広げていくことはとても重要です。
また、Amazonや楽天などのユーザーが日常的に使っているサイトで購入できるということは、ユーザーにとって非常に安心感があります。
シロノサクラ。はInstagramへの投稿も充実しており、商品の宣伝以外に「美白をテーマにした情報発信」を行っています。
商品宣伝だけではなく、美白をテーマに情報発信を行うことで、まだブランドを知らない人の目にもつきやすくなり「美白の情報発信をしているブランドの美白商品」という信頼性のアップにも繋がります。

これはInstagramだけでなく、Twitterでも活用できる戦略です。
自社製品の強みに関する内容の情報発信は、宣伝効果が薄いようにも思えますが、ファンの獲得・信頼度アップなど多くのメリットを含んでいます。

シロノサクラ。のTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「シロノサクラ。」を事例に紹介してきました。
レビュー専用のハッシュタグの設置、リンクツリーによる情報整理、宣伝以外の情報発信など、ちょっとした工夫が大きな成果へ近づけます。
特に、宣伝以外の情報発信は、ブランド自体のファン獲得に繋げることができ、ブランドのファンが増えればそれだけ売上アップが見込めます。
ネット時代の現代において、SNSの運用はビジネスに欠かせません。
ぜひ、シロノサクラ。のTwitter運用を参考にしてみて下さい。

2. ビーグレン

次に「ビーグレン」のTwitter運用について紹介していきます。
ビーグレンは、独自の浸透テクノロジー「QuSome®(キューソーム)」を採用したスキンケア製品が強みのスキンケアブランドです。
ニキビや毛穴の開きなど、幅広い肌トラブルに対応し、健康的な肌へと導きます。
ビーグレンのTwitterフォロワー数は7千人を超えており、今後さらに人気・知名度を高めていくしょう。


画像引用元: ビーグレン


Twitter: @BeverlyGlen
フォロワー数: 7,000人(2022年6月時点)

ビーグレンのTwitterアカウント運用

ビーグレンのTwitter運用は、キャンペーンを高頻度で行っているのが大きな特徴です。
また、開催中のキャンペーン内容をプロフィール欄に書き込むことにより、ユーザーの目に留まりやすい工夫がされています。

割引キャンペーンだけでなく、友達紹介キャンペーン・Amazonギフト券プレゼントキャンペーンなど、独自のキャンペーンを多数行っています。
特に、ギフト券プレゼントなどの、商品購入とは直接的に関係しない内容のキャンペーンは、ビーグレンを使用していない人も「とりあえず応募してみよう」と気軽に挑戦できるため、心理的な障壁が少ないです。

キャンペーンの内容として「フォロー・リツイートで応募」という内容が多く、キャンペーンがフォロワー獲得に繋がっています。
フォロワー数は、ユーザーの信頼につながる重要な数値です。
この手法は、インフルエンサー界隈でも取り入れられている運用方法で、リツイートされた投稿を見て、芋づる式で新規のユーザーを獲得しやすいというメリットがあります。

また、Instagramにおいては、ストーリー機能を多く活用していました。
公式アカウントの上部にまとめて表示されます。
Instagramの投稿は写真の映えが重視されますが、ストーリー機能は気軽に見ることができるため、公平に目に留まりやすいというメリットがあります。
フォロワーに向けて情報発信できるため、こういった場面でキャンペーンを通して獲得したフォロワー数が生きてきます。
Twitterにもフリートというストーリー同様のシステムがあるので、活用してみるといいでしょう。

ビーグレンのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「ビーグレン」を事例に紹介してきました。
多種多様なキャンペーンの実地、キャンペーンによるフォロワー獲得、フリート機能の活用など、どのSNSでも挑戦しやすい運用が行われていました。
特にTwitterのリツイート機能を用いたキャンペーンは、かなり昔から行われている運用方法なので試してみる価値が高そうです。
SNSを制する者は、ビジネスを制する時代になりました。
地道な工夫を続けることで、多くのフォロワー・熱心なファンを獲得し、ブランド価値を高めていきましょう。
ぜひ、ビーグレンのTwitter運用を参考にしてみて下さい。

3. HAKU

次に紹介するのは「HAKU」です。
HAKUは資生堂が展開しているブランドで、紫外線対策を強みとする、美白ケアブランドです。
美白ケアのエキスパートとして、シミ対策製品の販売を行っています。
HAKUのTwitterフォロワー数は2万7千人を超えており、シンプルでスタイリッシュなパッケージが魅力的です。


画像引用元: HAKU


Twitter: @haku_shiseido
フォロワー数: 27,000人(2022年6月時点)

HAKUのTwitter運用

HAKUはTwitterで「現品プレゼント」のキャンペーンを行っています。
アカウントのフォローと参考になったレビューのリツイートで応募することができるキャンペーンです。

これは、参考になったレビューをリツイートにしている所がポイントになります。
応募条件をレビューのリツイートにすることで、より多くの人に「商品の口コミ」が届きやすくなる利点があります。
また、ユーザー側が参考になったもの選んでリツイートすることで、きちんとレビュー内容を読んでもらいです。
また、現品を貰えることで「買おうか悩んでいる」人に興味を持って貰いやすく、より直接的に顧客の注意を引くことが可能になります。

HAKUは「推しポイント」を投稿してもらい、入賞した人に製品をプレゼントするキャンペーンも行っています。
新規顧客獲得ではなく、すでに商品を利用している既存ファンが楽しむことができるキャンペーンです。

商品を購入して終わりではなく、購入したからこそ参加できるキャンペーンがあるとお得感が感じられます。
また、抽選ではなく「入賞」という形式で当選者を決めることで、参加するユーザーのツイートが、より丁寧でポジティブな内容になることが見込めます。
「選ばれたいというユーザーの意識」を上手く活用できるキャンペーン方法です。
また、既存ファンが楽しめるキャンペーンは、ファンとの絆を深め、長期的な売り上げに繋がりやすいです。

HAKUは「アンケート機能」を使ってユーザーの要望チェックを行っています。

フォロワー数をある程度確保できていれば、とても有意義に活用できる機能です。
アンケートに答えてキャンペーンに参加してもらう、などの活用をすることで、より多くの意見を集めることもできます。
アンケート機能で得たデータを生かすことで、よりユーザーの心に刺さる商品価値をアピールすることも可能です。

HAKUのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「HAKU」を事例に紹介してきました。
現品プレゼント・既存ファン向けキャンペーンの展開、アンケート機能の活用などの工夫がみられました。
資生堂が展開しているブランドということもあり、新規ファンをどんどん獲得したいというよりは、既存ファンとの関係を大切にしたいという姿勢が伺えました。
ブランドの立ち位置や、歴史、ビジネス展開に合わせて、Twitterの運用方法も変化させることが大切になります。
ぜひ、HAKUのTwitter運用を参考にしてみて下さい。

4. IONA

次に紹介するのは「IONA」です。
IONAは「私の未来は美しい」をコンセプトに、スキンケアアイテムを展開しているブランドです。
1970年にシンプルなスキンケアのパイオニアとして創業し、長い歴史をもっています。
Twitterのフォロワー数は2万2千人を超えており、多くの人に支持されています。


画像引用元: IONA


Twitter: @IONA_beauty
フォロワー数: 22,000人(2022年6月時点)

IONAのTwitter運用

IONAは「商品紹介のツイート内容がシンプル」という特徴があります。

多くの情報が飛び交うSNSにおいては、シンプルで読みやすいツイートの方がユーザーの目に留まりやすいです。
多くの情報を伝えようとして詰め込みすぎると、ごちゃごちゃしてしまいスルーされやすくなります。
インスタ映えと呼ばれる写真や、バズることも大きな効果がありますが、まず基本となるのは情報を正しく伝えることです。
シンプルな商品紹介と、公式オンラインショップのURLだけをのせることで、必要最低限の情報提供が可能になります。
その結果、スムーズなオンラインショップへの誘導にも繋がります。
「商品の説明」と「購入場所」という2つの要素に絞ることは、ユーザーファーストなツイートいえるでしょう。

IONAは「サンプルプレゼント」を行っています。

また、プレゼントして終わりではなく「製品に関する感想をツイート」してもらい、それを公式アカウントでリツイートすることで情報拡散の効果を高めています。
実際に製品を使った人の口コミは信頼度が高く、ユーザーが参考にしやすいです。
それを公式のアカウントがリツイートとすることで、ハッシュタグ検索をしない人の目にも届けることができます。
激戦区のスキンケア業界において「リアルな口コミ」はユーザーの判断材料として大きな影響力を持っています。
キャンペーンやプレゼントで商品を提供するところで終わらせず、そこからさらなる情報拡散を行うことは、非常に効率的な運用といえるでしょう。

IONAの大きな特徴が「日常的なツイート」を多数行っていることです。

ブランドというよりも、インフルエンサーのようなポジショニングが可能になります。
親近感はユーザーとの関係構築に関わってくる重要な要素です。
ただし、日常的なツイートを連投しすぎると、フォロー解除に繋がる恐れもあるので、ツイートのバランスは注意が必要です。

IONAのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「IONA」を事例に紹介してきました。
シンプルな商品紹介ツイート、サンプルの感想のリツイート、日常的なツイートでの親密度向上などの工夫がみられました。
ネット社会の現代において、老舗・現代関係なくブランドのSNS運用は欠かせません。
ぜひ、IONAのTwitter運用を参考にしてみて下さい。

5. SHARECO SKIN CARE

次に紹介するのは「SHARECO SKIN CARE」です。
SHARECO SKIN CAREは、20万人以上の敏感肌 のカウンセリングを行ったデータをもとに「肌本来の力を引き出すスキンケア」を提供しています。
スキンケア方法の情報提供を行うSNS運用をしているので、少し趣向が違うブランドです。
SHARECO SKIN CAREのTwitterのフォロワー数は8千人を超えています。


画像引用元: SHARECO SKIN CARE


Twitter: @shareco
フォロワー数: 8,000人(2022年6月時点)

SHARECO SKIN CAREのTwitter運用

SHARECO SKIN CAREは「季節特有の悩みに合わせた情報提供」を行っています。
例えば、紫外線の強い時期は紫外線対策、花粉が多い時期は花粉対策などです。

季節ごとに適切なタイミングを狙って情報提供することで、ユーザーの満足度を高めることに繋がり、信頼関係構築に良い影響をもたらします。
また、ユーザーが「今欲しい情報」を届けることで、新規フォローしてもらいやすいという強みにもなります。
正しい情報を伝えることは勿論ですが、情報発信のタイミング・訴求ポイント・ターゲットなど、適切にマーケティングを行うことが重要です。
より効果的なツイートをするためにも「ユーザー目線に立って悩みを発見」できると良いですね。

SHARECO SKIN CAREは「他SNSへの投稿再活用」を行っています。
具体的には、tiktokへ投稿したショート動画を、Youtubeに再アップし、それを引用ツイートすることでTwitterでも拡散するという方法です。

文字にすると少しややこしいですが、要するに「1つの動画を3つのプラットフォームに投稿する」という運営方法です。
SNSに合わせて内容をいちいち変えていると、その数だけ手間もかかってしまいます。
良いものを提供したいという気持ちも大切ですが、コンスタントに情報発信できることも重要な要素です。
効率化を図り、手間を減らして、他SNSに積極的に挑戦するというのも立派な戦略になります。
また「ショート動画」は数十秒から1分程度で見ることができるため、ユーザー側の負担も少ないという利点があります。
短時間で見ることのできるショート動画は、忙しい社会の中でどんどん需要が高まっています。
今後のSNS運用には欠かせない存在になっていくでしょう。

Twitterの運用方法について「SHARECO SKIN CARE」を事例に紹介してきました。
季節に合わせた情報提供、他SNSの再活用、応募者全員プレゼントなどの工夫がみられました。
最近は、Twitter以外のSNSの影響力もどんどん高まっています。
SNSマーケティングの視野を広げつつ、良いものを組み合わせながら、効率的に運用していけると良いですね。
ぜひ、SHARECO SKIN CAREのTwitter運用を参考にしてみて下さい。

SHARECO SKIN CAREのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「SHARECO SKIN CARE」を事例に紹介してきました。
季節に合わせた情報提供、他SNSの再活用、応募者全員プレゼントなどの工夫がみられました。
最近は、Twitter以外のSNSの影響力もどんどん高まっています。
SNSマーケティングの視野を広げつつ、良いものを組み合わせながら、効率的に運用していけると良いですね。
ぜひ、SHARECO SKIN CAREのTwitter運用を参考にしてみて下さい。

6. ビオデルマ

次に紹介するのは「ビオデルマ」です。
ビオデルマは、素肌に元々存在する成分を使用し、低刺激性を追求した、フランスが生んだ自然由来のスキンケアブランドです。
最近では、有名メイクアップアーティストの小田切ヒロさんが愛用していることで、知名度を高めました。
ビオデルマのTwitterのフォロワー数は7千人を超えています。


画像引用元: ビオデルマ


Twitter: @bioderma_japan
フォロワー数: 7,000人(2022年6月時点)

ビオデルマのTwitter運用

ビオデルマは、積極的に「他のSNSやサイトと連携」しながらTwitterを運用しています。

他サイトでキャンペーンが行われている時、インスタグラムで生配信がある時・・・など、商品以外の情報を宣伝する場として、Twitterの活用ができます。
せっかく素敵なキャンペーンが行われていても、それを知ってもらわなければ意味がありません。
Twitterは「引用ツイート」が可能なので、見て欲しいサイトの情報を引用して情報発信すると効率的です。
また、情報を発信する際は、積極的に画像を取り入れ、少しでもユーザーの目に留まりやすい工夫を行いましょう。

ビオデルマは「ビオデルマと私」というキャンペーンを定期的に実施しています。

また、当選報告のツイートは、公式アカウントがリツイートしています。
「実際に使って喜んでいる声」「期待している声」をリアルに届けることができるのがTwitterの強みです。
そのためにも、プレゼントキャンペーンを行い、その当選報告ツイートをリツイートする流れは欠かせません。
この運用方法は、他のブランドでも積極的に行われている手法です。

ビオデルマは、ブランドが何を大切にしているかも積極的に広報しています。

「共感性があるブランドは愛されやすい」です。
何を大切にしているか、そのためにどのような活動を行っているかをTwitter上で拡散することで、共感してくれる人が見つかりやすくなります。
ビオデルマの製品を知らない人でも、ビオデルマの信念に共感してもらうことができれば、新規顧客の獲得にも繋がります。
また、ブランドの方向性や製品の開発においても、信念を確立しておくことはブランドの成長に欠かせない要素です。

ビオデルマのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「ビオデルマ」を事例に紹介してきました。
ビオデルマのTwitter運用には、他サイトとの連携・キャンペーンの実地・信念の広報などがありました。
特に、他サイトとの連携は、組み合わせが上手くいけば大きな効果を得られる戦略です。
購入サイトやキャンペーンページなど「ユーザーにたどり着いて欲しい場所へ誘導する手段」としてTwitterはとても役立ちます。
ぜひ、ビオデルマのTwitter運用を参考にしてみて下さい。

7. GinzaSTEFANY

次に紹介するのは「GinzaSTEFANY」です。
GinzaSTEFANYは、高品質スキンケア・クッションファンデーション・韓国コスメなどを取り扱っているブランドです。
韓国コスメの人気は年々高まっているので、今後さらなる人気向上が見込める注目度の高いジャンルになります。
GinzaSTEFANYのTwitterのフォロワー数は4千人を超えています。


Twitter: @ginzastefany_tw
フォロワー数: 4,000人(2022年6月時点)

GinzaSTEFANYのTwitter運用

GinzaSTEFANYは「オンラインショップでもらったレビューをまとめてTwitterに再投稿」しています。

ユーザーは、他の商品と比較して何を購入するか決めています。
値段や機能性だけでなく、製品がどれだけ信頼できるかをレビューで判断する人も多いです。
ブランドがPRしている内容と、実際に使ってみたい人の感想がどれだけ合致しているかは重要な要素になります。
また、自分の書いたレビューが活用されると、ブランドに対する愛着も深まります。
新規顧客の獲得にも繋がるだけでなく、既存顧客との関係性も深めることができる運用方法です。

GinzaSTEFANYは「フォロー・リツイート・コメントで応募できるキャンペーン」を定期的に行っています。

この運用方法は、多くのブランドが取り入れているメジャーな方法です。
フォロー・リツイート・コメントの3セットを応募条件にすることで、フォロワー獲得と情報拡散の効率化が見込めます。
フォロワーの数は信頼度にも直結する重要な要素です。
フォロワーが多ければ多いほど、情報拡散の効率も高まります。
キャンペーンを利用することで、潜在顧客にも情報を広く届け、新規顧客の獲得をめざしましょう。
また、キャンペーンで商品が届いた人の「当選報告」をリツイートすることで、ブランドに対する信頼度向上が見込めます。

GinzaSTEFANYは「ユーザーの悩みに合わせた商品紹介」を行っています。

商品を購入してもらうためには、ユーザーに「欲しいと思ってもらう」ことが必要です。
そのためにも、季節や肌質に寄り添って、悩みを解決できることをアピールしなければいけません。
単純に良い商品であることをアピールするのではなく、どんな人に購入してほしいのか、誰におすすめしたいのかを明確にし、商品紹介の効果を高めていきましょう。

GinzaSTEFANYのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「GinzaSTEFANY」を事例に紹介してきました。
GinzaSTEFANYの運用方法には、レビュー紹介・プレゼントキャンペーン・ユーザーの悩みに合わせた商品紹介などの工夫がみられました。
ユーザーからの意見を大切に扱い、ユーザーの悩みに寄り添う投稿を行うことで、信頼関係の構築に繋がります。
「ユーザーファースト」の考え方は、どの分野においても重視すべきものでしょう。
ぜひ、GinzaSTEFANYのTwitter運用を参考にしてみて下さい。

8. Milk Touch

次に紹介するのは「Milk Touch」です。
Milk Touch は、オルチャンメイクの元祖として有名なホン・ヨンギさんプロデュースの韓国コスメブランドです。
韓国女子に憧れる若い女性が増えているため、今後の更なる発展が期待できます。
Milk TouchのTwitterのフォロワー数は5千人を超えています。


画像引用元: Milk Touch

Twitter: @milktouch_jp
フォロワー数: 5,000人(2022年6月時点)

Milk TouchのTwitter運用

Milk Touchは、開催しているキャンペーンなどの情報をまとめて「固定ツイート」にしています。

固定ツイートにすることでアカウントの一番上に表示されるようになり、ユーザーの目に留まりやすくなります。
ただツイートして終わりではなく、伝えたい情報が伝わるように位置を工夫することはとても大切です。
固定ツイートは随時変えることができるので、キャンペーンや商品紹介のタイミングに合わせて変更すると良いでしょう。

Milk Touchは、割引クーポンを定期的に配布しています。

割引になることで購入までのハードルを下げることができます。
中でも「24時間限定」などのクーポンがあると「今買わないと損する」という購買意欲を刺激することができるので効果的です。
ただし、常にクーポンがある状態にしてしまうと、いつ買っても変わらないという、逆効果を与えてしまうので注意が必要です。
クーポンの配布は、適切な頻度と期間を設定して行うと良いでしょう。

Milk Touchは、商品紹介として「使用方法をステップアップで紹介」しています。

スキンケア用品は種類も豊富で、どの順番で使えばいいのか分からない人も多いです。
どのアイテムを度の順番で使えばいいのか分からないと、必要なアイテムを見つけることができず、購入までのハードルが高くなってしまいます。
Twitter上で、正しいライン使いの方法を発信し、商品購入に対する安心感をアピールしましょう。
また、具体的な画像があることで、実際に使ったときのイメージが湧きやすいという利点もあります。

Milk Touchは「画像付きでレビューの投稿」を行っています。

アイテムを使用したビフォーアフターを画像付きでのせることで、ユーザーの期待値を高めることができます。
また、ビフォーの状態も画像付きでのせることで、自分の肌の現状と比較し、商品選択に生かすことができます。
ユーザーが商品を選びやすいように配慮することは、信頼関係の構築に繋がります。
より伝わりやすい、より信頼度の高い情報提供で、ユーザーの心をゲットしましょう。

Milk TouchのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「Milk Touch」を事例に紹介してきました。
キャンペーンを固定ツイート・割引クーポンの配布・使用方法のステップ解説・画像つきレビューなどの工夫がみられました。
特に、ステップで解説や画像つきレビューは、ユーザーの興味を引きやすいのでオススメです。
ぜひ、Milk TouchのTwitter運用を参考にしてみて下さい。

9. ダーマロジカ

次に紹介するのは「ダーマロジカ」です。
「肌は、わたし。いま出会う、心をゆさぶるスキンケア」をコンセプトに、誰よりも真摯に素肌と向き合うブランドとして、多くの人に支持されています。
プロ向けに製品開発されているクオリティの高さが人気の秘訣です。
ダーマロジカのTwitterのフォロワー数は1万9千人を超えています。


画像引用元: ダーマロジカ


Twitter: @DermalogicaJP
フォロワー数: 18,000人(2022年6月時点)

ダーマロジカのTwitter運用

ダーマロジカは、定期的に「プレゼントキャンペーン」を行っています。

プレゼントキャンペーンは、多くのブランドが取り入れている手法です。
また「リプライすることで当選確率アップ」という独自のやり方を取り入れており、ユーザーとのコミュニケーションを積極的に図っています。
キャンペーンごとに、応募できる商品が複数設定されていることで、自分が欲しいものに応募することができる楽しさがアップします。

ダーマロジカは「アンケート機能」を活用し、ユーザーの悩みの分析を行っています。

アンケート機能を活用しているブランドは多く、手軽に活用しやすい運用方法です。
ユーザーが抱えるリアルな悩みを知ることで、よりピンポイントに商品紹介を行うことができます。
悩みというテーマだけでなく、欲しいアイテムや好きなアイテムの分析など、多岐に活用できる機能です。

ダーマロジカは、化粧品に使用されている「成分の紹介」を行っています。

肌の健康を第一に考えるダーマロジカならではの取り組みと言えるでしょう。
商品に使われている成分について解説を行うことで、信頼度アップに繋がります。
また、情報を画像にまとめることで、より理解してもらいやすい工夫がされています。
Twitterは文字制限があるため、伝えたい内容が多いときほど、画像まとめたほうが伝わりやすくなります。

ダーマロジカは、積極的にTwitterに「動画」をのせています。

内容は、商品紹介や花火の映像など様々で、必ずしも商品PRが目的ではありません。
文字だけのツイートより、動画付きのツイートの方が注目を集めやすいです。
また、画像よりも商品のイメージを伝えやすいという利点もあります。
短い動画であれば気軽に作成できるので、挑戦してみる価値はあるでしょう。

ダーマロジカのTwitterマーケティング事例 まとめ

Twitterの運用方法について「ダーマロジカ」を事例に紹介してきました。
キャンペーンの実施・アンケート機能の活用・成分解説・動画の活用などの工夫がみられました。
ブランドが何を重視しているかに合わせて、運用方法を変えていくことはとても重要です。
ユーザーのペルソナ設定だけでなく、ブランドの信念に沿ったTwitterの運用を行っていけるといいですね。
ぜひ、ダーマロジカのTwitter運用を参考にしてみて下さい。

10. ライース

次に紹介するのは「ライ―ス」です。
素肌を育てるスキンケアをコンセプトに、敏感肌の人から多くの支持を得ています。
独自の醸造発酵技術により生み出したライスパワーエキスを全アイテムにたっぷり配合していることが魅力です。
ライ―スのTwitterのフォロワー数は6千人を超えています。


画像引用元: ライース


Twitter: @RAIZrepair
フォロワー数: 6,000人(2022年6月時点)

ライ―スのTwitter運用

ライ―スは「キャッチコピーやコンセプトを積極的に発信」しています。

何を大切にしているかを発信することで、ユーザーからの「共感」を得ることができます。
その共感は応援へと形を変え、長く愛されるブランドになっていくでしょう。
SNSマーケティングにおいて、コンセプトの浸透や、地道なファンの獲得はとても重要な役割です。
利益にだけ捕らわれず、ブランドの信念も発信できるといいですね。

ライ―スは「友達紹介キャンペーン」を行っています。
人から人へとブランドの輪を広げていくことができる戦略です。
お友達キャンペーンは、紹介する側もされた側もメリットのあるキャンペーンなので、新規顧客獲得にはピッタリの戦略と言えます。
知人からの紹介であれば、安心して製品を試してもらえるという利点もあります。

スキンケアブランドのPRのはインフルエンサーマーケティングもおすすめ

ここまで、スキンケアブランドのTwitterマーケティングの事例について紹介してきました。商品をプレゼントするキャンペーンを行って、投稿をRTしてもらって情報拡散を促すマーケティング施策を打っているブランドが多くありましたが、インスタグラムでインフルエンサーに商品を渡して投稿PRを依頼するコスメブランドもかなり増えてきています。

また、スキンケアなど、画像ではなかなか使用感のイメージが付きにくい商材については、YouTubeなどで動画形式でレビューをしてくれる「美容インフルエンサー」の口コミを参考にして購買する人たちも増えていると言われています。

もしTV CMやWeb媒体などの従来型のメディアで十分な効果を実感できていないスキンケアブランドのマーケティング担当者の方はインスタグラムやYouTubeなどでのインフルエンサーマーケティングを検討してみてはいかがでしょうか。

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