LINE公式アカウントを個人利用するメリット7つと活用事例を解説

LINE公式アカウントは個人でも作成可能です。公式アカウントを作ることで、発信する情報を閲覧してもらいやすくなったり、自社サイトに誘導しやすくなったりと、多くのメリットが得られます。他にもどのようなメリットがあるのか、また、活用事例なども紹介します。


個人利用ができる「LINE公式アカウント」とは


LINE公式アカウントとは、LINE上で作成するアカウントのことです。LINE公式アカウントを作成すると、友だち登録してくれたユーザーに対して直接メッセージを送れるようになります。

例えば、セールのお知らせや新製品の案内などをユーザーに送ることも可能です。また、個人で利用するLINEメッセージと同じく、写真や動画も添付できます。使い方次第でビジネスが広がるので、ぜひ利用してみましょう。

個人・企業問わず無料で利用できる

LINE公式アカウントは、企業だけでなく個人も利用できるアカウントです。また、開設料や月額料金なしに利用できるので、とりあえず試してみたいという方も気軽に作成できます。

「普段使っている個人LINE」と「公式LINE」の違い

公式アカウントと個人LINEは、次の点が異なります。

アカウント名の前に星マーク(バッジ、盾とも呼ばれる)がついている
アカウント名をタップするとプロフィールが表示される
友だちリストの中の「公式アカウント」に分類される

公式アカウントは、アカウント名の前に緑や青、グレーの星マークが表示されます。一方、個人LINEでは星マークは表示されないので、一目でわかります。

また、アカウント名をタップするとプロフィールが表示されることも、公式アカウントの特徴です。事業内容やLINE利用の目的などを詳しく記載しておくことで、ユーザーにアピールしましょう。

友だちリスト内で「公式アカウント」に分類されることも、公式アカウントの特徴です。他のアカウントは、「友だち」や「グループ」などに分類されます。

個人LINEのデータは公式LINEに移行できない

個人LINEのデータは公式アカウントに引き継ぎができません。そのため、個人LINEから公式アカウントに移行するときには、個人LINEで友だちとして登録していたユーザーに、公式アカウントで新規に友だち登録をしてもらう必要があります。

個人LINEの友だちを公式アカウントに招待したいときは、個人LINEに公式アカウントの登録ページを貼り、「友だち追加してください」とメッセージを送ることが必要です。


個人がLINE公式アカウントを作るメリット7つ

個人事業主としてECサイトや店舗を経営している場合、個人LINEで顧客に情報を提供することができます。しかし、より積極的なビジネスを目指すなら、LINE公式アカウントの開設がおすすめです。個人がLINE公式アカウントを作成することには、次のメリットがあります。

メルマガよりも到達率・開封率が高い
登録手順がシンプルなので友達追加してもらいやすい
複数人で顧客対応ができる  
公式LINEならではの便利機能が使える
ターゲットに対してダイレクトに最新情報を発信できる
確度の高い顧客を自社サイトへ誘導できる
リピーター化促進や顧客満足度向上につながる

それぞれのメリットについて解説します。

1.メルマガよりも到達率・開封率が高い

LINE公式アカウントは、相手にブロックされない限り、メッセージを届けることが可能です。メルマガよりも開封率が高いといわれており、より確実にユーザーに情報を届けることができます。

また、LINEのメッセージに対しては音や光でアラート通知を設定しているユーザーも多いため、受信してから短時間で気付きやすいこともメリットです。

2.登録手順がシンプルなので友だち追加してもらいやすい

LINE公式アカウントでは、QRコードや友だち追加ボタンを使ってワンクリックで簡単に友だち登録ができます。

一方、メルマガを登録するときは、ユーザーは各自のメールアドレスを入力しなくてはいけないため、LINEと比べると手間がかかってしまいます。少しでも興味があるユーザーを逃さないためにも、登録手順がシンプルなLINEを活用できるでしょう。

3.複数人で顧客対応ができる

LINE公式アカウントでは、権限管理のページから、アカウントのログインユーザーを最大100人まで増やすことができます。1人でメッセージを送り続けるのは大変ですが、ログインユーザー数を増やして複数人で対応すれば、管理も楽になるでしょう。

LINEでは一方的にメッセージを送るだけでなく、特定の顧客と直接メッセージのやり取りを行うこともできます。管理者が多いと、ユーザーから問い合わせが多いときでもスムーズな対応が可能です。

4.公式LINEならではの便利機能が使える

公式アカウントには、ビジネスに役立つ便利な機能が多数あります。例えば、クーポンの配信やショップカード機能、抽選機能などは、リピーターの獲得に役立てられるでしょう。

また、アンケートや配信分析機能もあるので、サービスの改善にもLINE公式アカウントを役立てることができます。

5.ターゲットに対してダイレクトに最新情報を発信できる

LINE公式アカウントでは、登録ユーザーに対して一斉にメールを送ることができますが、個別にメッセージを送ることも可能です。ユーザーのニーズや特性に合う情報を吟味して送信すれば、より効果的な広告活動を実現できます。

6.確度の高い顧客を自社サイトへ誘導できる

LINE公式アカウントに登録したユーザーは、自社の製品やサービスに対して何らかの興味を持っています。さらに興味を刺激する情報を送信することで、自社サイトに誘導することができるでしょう。

LINEのサービス自体がオンライン上で提供されているため、ワンクリックで自社サイトにアクセスできる点もメリットです。ダイレクトメールなどの紙媒体やテレビ、ラジオなどの他のメディアを利用して宣伝すると、ユーザーにサイト名などで検索してもらう手間をかけることになり、アクセス率を下げることになりかねません。

7.リピーター化促進や顧客満足度向上につながる

定期的にユーザーに情報を提供することで、何度も購入してもらえる環境を構築することができます。LINE公式アカウントのショップカード機能やクーポン機能を活用すれば、リピーターを獲得しやすくなるでしょう。

また、ユーザーからも配信者側にメッセージを送信することができるので、気になる疑問をすぐに解消できるようになります。丁寧に応対することで顧客満足度の向上も実現できるでしょう。

個人が運用する​​LINE公式アカウントの活用事例

飲食店ではLINE公式アカウントを活用して、ユーザーにテイクアウトやデリバリーの案内を送信することができます。LINEならメッセージの送信からユーザーが認知するまでの時間が短いため、本日の営業に関する情報も送信しやすいでしょう。実際にお弁当の販売に公式アカウントを活用し、売上が上昇した店舗も少なくありません。

また、不動産会社では申込みから入居までの手続きをチャットだけで完結できるように工夫し、ユーザーの利便性と成約率の向上につなげています。個別メッセージをやり取りできるLINEならではの活用法といえるでしょう。

他にも、英会話スクールやフィットネスなどの習い事関係の個人事業主も、公式アカウントを活用することで予約を取りやすくしていることがあります。また、ユーザーとのコミュニケーションが増えるため、自然と親しみがわき、リピーター率が増える点もLINEの特徴です。

LINE公式アカウントの作り方

LINE公式アカウントは、次の手順で開設します。

1. LINEビジネスIDの登録
2. 必要事項の登録
3. 認証済アカウントの申請

まずはLINE公式アカウントの作成ページから、LINEビジネスIDを登録します。IDは個人のLINEアカウントでもメールアドレスでも問題ありません。利用しやすいほうを登録しましょう。

次にアカウント作成フォームに必要事項を記入します。認証済アカウントを希望する場合は、認証リクエストを送信しましょう。

認証済アカウントをリクエストしない場合は、アカウントにグレーの星マークがつきます。ユーザーによってはグレーの星マークのアカウントは信頼性が低いと感じるため、認証済アカウントをリクエストし、グリーンやダークブルーの星マークを目指すこともできるでしょう。なお、認証済アカウントを獲得できるかどうかはLINEの審査にかかっているため、認証リクエストをしても認証済アカウントを獲得できない可能性もあります。

ただし、アカウントが認証済になると、LINEアプリ内の検索結果に表示されるようになるので注意が必要です。広く宣伝するのではなく、特定のユーザーだけに情報を配信したいときは、認証リクエストを送信する必要はありません。

個人公式LINEにおすすめなアカウントの種類・料金プラン

  

LINE公式アカウントには次の3つの種類があります。

・プレミアムアカウント
・認証済アカウント
・未認証アカウント

いずれも無料で開設できますが、プレミアムアカウントと認証済アカウントはLINEの審査に通過する必要があるため、自由に開設できません。また、審査結果によってアカウントの種類が決まるため、審査に通過した場合もプレミアムか認証済かを選択することは不可能となっています。

個人としてLINEを活用したビジネスを行うなら、信頼性が高いプレミアムか認証済のアカウントがおすすめです。アカウントを開設する際に認証をリクエストしておきましょう。

また、LINE公式アカウントは無料で開設でき、月額料金も無料で利用することができます。しかし、メッセージの数によっては有料プランを選択することが必要です。

参照:LINE for Business「【公式】LINE公式アカウントを無料で開設|主な機能や導入効果まで」

個人が公式LINEを作る際によくある質問

公式LINEアカウントを開設する際によくある質問とその答えを紹介します。ぜひチェックしてみてください。

LINEアカウントとビジネスアカウントは何が違う?

LINEアカウントは、個人IDとパスワードで登録したアカウントのことです。一方、ビジネスアカウントとは、LINEビジネスIDを作成する際にメールアドレスやLINEアカウントで登録したアカウントを指します。LINEアカウントでビジネスアカウントを登録した場合は、公式アカウントにもLINEアカウントでログインをすることになります。

「認証済アカウント」を申請したけど承認されない…なぜ?

認証済アカウントは、LINEの審査に通過したときのみ開設することが可能です。そのため、申請をしても、必ずしも承認されるとは限りません。一方、未認証アカウントは審査不要なので、認証審査に通らなかったときでも継続して利用できます。

なお、認証リクエストを送信してから承認までは5~10営業日かかる点に注意が必要です。審査部署が混み合っているときにはさらに長い期間を待つことになります。もしリクエストを送信してから1ヶ月経っていないときは、しばらく待てば承認されるかもしれません。気長に待ちましょう。

LINE公式アカウントを作成すると知り合いにバレる?

LINE公式アカウントを作成したからといって、個人LINEで友だち登録をしている知り合いに知られるとは限りません。しかし、認証済アカウントを取得している場合は、LINEアプリ内で検索すると検索結果に表示されるため、知り合いに知られる可能性があります。

公式アカウントに登録しているユーザー以外には公式アカウントの存在を知られたくないときは、認証リクエストを送信しないようにしましょう。

未認証アカウント(公式LINEの盾がグレー)だと怪しまれる?

未認証アカウントだから怪しいというわけではありません。しかし、LINE上で迷惑メッセージを送るアカウントは未認証アカウントのことが多いため、星マーク(盾、バッジともいいます)がグレーのときは怪しまれることがあります。広く宣伝したいときは、認証済アカウントを取得するようにしましょう。

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