本業は会社員で、副業にYouTubeで動画配信をするという人は増えてきています。
動画を配信して、本業以外の収益が得られると嬉しいですよね。
しかし、中には副業を禁止している会社や職業もあります。副業がバレたらクビになるのかどうかは気になるところですよね。
今回は、YouTubeが副業にならない方法、YouTubeをやってることが会社にバレたらクビになるのか、YouTubeを収益化しないのは公務員に多いのかなどをみんなでPR編集部が紹介していきます。
YouTubeが副業にならない方法は?
YouTubeを配信していても、副業にならない方法はあるのでしょうか。
副業にならない=会社にバレないということですよね。
では、会社にバレずにYouTubeで収入を得る方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
副業にならない方法①~絶対に顔出しをしない~
副業にならない方法のひとつに「絶対に顔出しをしない」というものがあります。
有名YouTuberのラファエルさんのように顔出しをしないYouTuberさんもいますよね。
さすがにあそこまで有名になると身バレしてしまう可能性も出てきますが、会社にバレたくないということであれば絶対に顔出しをしないことです。
VTuberの場合は本人の顔や声、もはや性別まで隠すことができますよね。
また、LINEのやりとり風の動画なども顔出しすることはありません。
一度ゲーム実況配信者の公務員男性が声で身バレしてしまい懲戒免職を受けた事案もありますが、声出しもしなければ誰か特定されることはありません。
副業にならない方法としては顔出し・声出しをしないことが1番ですね。
副業にならない方法②~住民税の支払いは自分で~
副業にならない方法のひとつに「住民税の支払いは自分を自分でする」というものがあります。
YouTubeに限らず副業で収入が20万円を超えると確定申告が必要になります。
その場合に住民税を自分で治める「普通徴収」にすれば会社にバレる可能性は低くなります。
会社の給与から天引きとなる「特別徴収」だと確実にバレるためやめましょう。
副業にならない方法③~収益化しない~
副業にならない方法のひとつに「収益化しない」というものがあります。
収益を得なければそもそも副業にならないのです。
本業以外で収入を得ることが副業とされるので、当然と言えば当然ですよね。
収益化せずに趣味としてYouTubeを配信する場合は副業にならないのでただ単に配信をしたいだけという方にはこの方法をお勧めします。
しかし、収益化していない場合でもYouTube配信により本業がおろそかになったり、本業の業務中に知りえた情報を第三者に漏洩したりするような行為をした場合には副業と関係なく罰則がある場合もありますので気を付けましょう。
会社に副業をしているとバレたくない、という場合は上記で紹介した副業にならない方法を検討してみてください。
YouTubeをやってることが会社にバレた!?クビになることも?
副業禁止と規定に入っている会社にYouTubeをやっていることがバレた場合はクビになるのでしょうか。
まず、いくら副業禁止という規定を設けていても、就業時間以外はその社員のプライベートな時間で、好きなように使う権利があります。
そのためYouTubeを発信しているからといって即刻クビにするようなことがあれば、憲法の職業選択の自由に違反する可能性も出てきますので会社としては難しい部分です。
では、YouTubeをやっていることが会社にバレた時に、どのようなことが判明すればクビになる可能性が出てくるのでしょうか。
会社にバレた時クビになるパターン①~YouTube活動により本業に支障が出ている~
YouTubeをせっせと配信することに腐心してしまい、本業を欠勤する、遅刻する、業務に集中できていないなど本業に支障が出ていることが判明した場合にはクビになる可能性があります。
朝まで飲んでいる動画がアップされ、日付も判明しており、その翌日に本業に遅刻した、二日酔いで仕事がまったく進まないなどの事実が判明すれば本業に支障をきたしているという判断をされる可能性もあります。
会社にバレた時クビになるパターン②~会社の守秘義務に違反した場合~
どのような会社にもその会社で知りえた内部機密や個人情報を他社に漏洩しないという守秘義務が存在します。
たとえば企業秘密をYouTube動画で配信したり、会社の営業顧客リストを利用してYouTube動画を見てくれるように営業をかけたりチラシを配布したりするなどの行為は完全に違反しています。
このような行為が会社にバレた時はクビになる可能性が大きいというのは考えるまでもないですよね。
会社にバレた時クビになるパターン③~会社のイメージダウンになる~
そのYouTube配信者やYouTube動画の内容が過激であったり人に不快感を与えたりするものである場合、その配信者の所属している会社のイメージダウンにつながる可能性があります。
このままでは会社の損害につながる、名誉棄損になると会社が判断するような動画内容だった場合、会社にバレた時クビになる可能性が大きいと言えます。
会社内容にまったく関係ないものであったり、逆に会社のイメージアップにつながる内容だったりする場合は、今まで副業禁止だったものが副業OKになるというパターンもあります。
何事も内容をよく考えて行動すべきということですね。
YouTube動画の撮影過程で犯罪等刑事事件を起こしたとなればもう論外ですね。
YouTubeを収益化しないのは公務員に多い?
有名な話ですが、公務員は法律で兼業が禁止されています。
これは民間企業よりもかなり厳しいものと言えます。
消防士が飲食店でアルバイトをしていた、税務署員の女性が夜のお店で働いていた、などなど公務員が副業をするとニュースでとりあげられることがあります。
これは民間企業社員が副業していたくらいではここまで大きな問題にはなりませんので大きな違いですよね。
では、公務員は仕事の時間以外を使ってYouTubeの配信をすることはできないのでしょうか?
実は、できます。
それは収益化しなければいいというだけの問題なのです。
ただただ収益化しなければ何を発信してもいいというわけではありません。
業務上知りえた情報を動画で公開しない、勤務時間内で動画制作をしない、公務員の信用失墜につながる行為をしないなどの条件を満たしたうえで収益なしであれば配信しても問題ありません。
そもそも登録者数何十万人というYouTuberでなければ、収益なんて得られても数千円から数万円程度です。その程度のお金のために公務員という立場を失ってしまうのは本当にバカバカしいですよね。
では、収益化もしないのにYouTubeを配信するメリットは何かあるのでしょうか?
メリットの1つとしては自分の知識や経験を人に発信できるというものがあります。
たとえば教員であれば自分の持っている授業スキルで、不登校の子供に動画を見て勉強して欲しいと思うかもしれません。
消防士や警察官が自分の身を守る方法をもっと多くの人に知ってもらうために発信するかもしれません。
収益化をしなくても「誰かのためになる」という経験をすることができます。
ふたつめに、SNS集客のスキルを身につけておくことは転職に便利という点があります。
公務員は転職しにくい仕事のひとつと言われています。
しかし、公務員での仕事以外にWEBマーケティングやSNS集客のスキルがあれば転職に活かすことができますよね。
兼業が厳しく禁止されている公務員だからこそ、収益化なしで配信する人が多いのかもしれませんね。
いかがでしょうか。
YouTubeが副業にならない方法、YouTubeをやってることが会社にバレたらクビになるのか、YouTubeを収益化しないのは公務員に多いのかなどを紹介してきました。
動画の内容によっては会社にバレたときにクビになる可能性があることがわかりましたね。
まずは会社の副業に関する規則をよく確認し、副業禁止だということを確認したうえでも副業をしたいということであれば、紹介した方法で副業がバレないようにこっそり実施しましょうね。