YouTubeのSEO対策は?検索上位をとるために必要なことを調査

YouTubeのSEO対策とは、聞きなれない言葉ではないでしょうか。「SEO対策は動画に関係ないのでは?」「SEO対策はWebサイト向けなのでは?」 と思う人もいますが、動画にもSEO対策は必要です。動画の視聴者数を増やすためにはSEO対策は重要な要素となってきます。本記事では、YouTubeのSEO対策について紹介します。

YouTubeのSEO対策は?検索上位をとるならこれは必須!


SEOとは、Search Engine Optimizationの略で検索エンジン最適化を指します。Googleなどの検索エンジンで、Webサイトを検索上位に表示させ、Webサイトに流入するユーザー数を増やすことです。SEO対策とはWebサイトを検索結果の上位に表示させるためのテクニックのことです。
YouTubeにもSEO対策があります。Webサイトと同じように、YouTubeの検索において検索上位に表示させるためのテクニックのことです。
YouTubeとGoogleは連動しており、YouTubeで検索上位に表示されるようになれば、Googleの検索でも動画が検索上位に表示されるようになります。

検索上位をとる方法
YouTubeやGoogleでは、動画の中身までは把握していません。ユーザーが検索したキーワードに関連した動画であることを示すためには、動画のタイトルや説明文などのテキスト情報にキーワードを入れておくことが検索上位の表示となり、SEO対策となります。

タイトル
動画のタイトルは、その動画の内容を端的に示すものを付けましょう。タイトルは検索上位表示のために重要な役割を持っています。YouTubeはタイトルにつけた文言で動画の内容を判断するためです。
例えば、視聴者に対してインパクトのあるタイトルを付けたとしても、動画の内容に一致していなければ検索上位の表示にはならず、またユーザーにも視聴はされません。
検索上位に表示され、動画を最後まで視聴してもらうためにも、動画の内容に一致したタイトルを付けることが大切です。
タイトルの文字数には制限があり、100文字以内となっています。ただし、YouTubeの検索結果に表示されるのが60文字以内のため、可能な限り、60文字以内に抑えるようにしましょう。

説明文
動画の説明文もYouTubeの検索順位に影響してきます。動画の説明文は検索上位に表示され、視聴者が目的の動画を見つけやすくするための役割を担っています。適切なキーワードを織り交ぜて説明文を作成すれば、検索上位の表示や視聴回数アップに繋がります。
動画の説明文で意識するポイントとしては、キーワードを説明文に含める・重要キーワードは文章の最初に入れる・動画と無関係なキーワードは使用しないの3つです。
基本的なこととして、動画の説明文には動画の内容に一致した矛盾しない内容にする必要があります。

サムネイル
サムネイルとは、YouTubeの動画一覧に表示される小さいサイズの画像のことです。クリックしなくても動画の中身をユーザーに理解してもらえるような画像を設定します。
またユーザーに動画を再生してもらえるようにインパクトのある画像を設定することも有効な方法です。基本的には明るい色合いで目に留まりやすいテキスト文字が使われているようなものが視聴回数を増やせる可能性があります。画像の中に文字を配置することでユーザーに動画の内容や意味を伝えることが可能となります。

YouTubeのSEO対策に必要なキーワード選定はどうやるの?


YouTubeのSEO対策ではキーワード選定が大切です。ユーザーが検索しないようなキーワードを選んでも意味はありません。ユーザーが検索する適切なキーワードを選んで設定する必要があります。
ここではキーワード選定のやり方を紹介します。

サジェストキーワードで選定
ニーズのあるキーワードは、ユーザーが悩んでいることや知りたいことなどです。ニーズのあるキーワードを調べるには、「サジェストキーワード」を参考にすると良いでしょう。「サジェストキーワード」とは、YouTube内の検索ボックスに単語を入力すると、それに続いて自動的に出てくる次の単語のことです。
「サジェストキーワード」ではYouTubeが検索回数の多いキーワードを自動的に表示してくれるので、時間が経つと変化する可能性があります。

YouTubeアナリティクスで選定
YouTubeアナリティクスとは、投稿した動画やチャンネル全体のアクセス解析をするためのツールです。YouTubeアカウントがあれば誰でも無料で利用することができます。
YouTubeアナリティクスは「YouTube Studio」の「アナリティクス」メニューからアクセスします。ユーザーがどんなキーワードを使って動画サイトに訪問してくれたのかなど、確認することができます。
ユーザーの使ったキーワードをヒントに、ユーザーの使いそうなキーワードを考えて選定します。

Googleキーワードプランナーで選定
Googleキーワードプランナーとは、Googleの膨大なデータを利用してコンテンツに沿った人気のキーワードを抽出したり、キーワードごとの検索数を確認したりすることができる無料のツールです。
あるキーワードから関連した人気の高いワード群が抽出されるので、その中からキーワードを選定したり、選定したキーワードの検索ボリュームを予測したりして、動画の視聴者数アップに役立てることが可能です。

Keyword Toolで選定
Keyword Toolは、サジェストキーワード取得ツールです。キーワードを取得できる量が他のツールに比べて突出しています。他のツールでは取得できないようなニッチなキーワードも取得することが可能です。
無料プランと有料プランがあり、無料プランでもキーワードの抽出やExcelへのエクスポートなどが可能です。ただし、競合サイトのキーワード抽出や検索ボリュームの取得などは有料プランでしか行うことはできません。
必要に応じて有料プランに移行するか、別のツールを活用するなどの対策が必要です。

また、YouTube動画のSEO(VSEO)のキーワード選定の手法については、下記の記事で非常に詳しく解説されているので、より詳しく学びたい人は是非参考にしてみてください。
マーケドリブン編集部 【2022年版】YouTubeVSEO対策5ステップ!

YouTubeのSEOにタグは関係ある?


YouTubeのタグには「タグ」と「ハッシュタグ」の2つがあります。関連動画に表示させるためには、これらのタグは大切な役割を果たします。
タグ
タグとは、動画のジャンルや内容を示す単語またはフレーズです。タグはユーザーには見えないため認知度は低いですが重要な役割を果たします。タグを付けておくと、関連動画に表示されやすくなったり、YouTubeの検索結果で検索上位に表示されやすくなったりします。
注意点としては、タグは動画の内容に一致したものを必ず付けるようにしてください。YouTubeはタグによって動画のカテゴリを把握するため、正しい情報を付ける必要があります。ただし、あまり多くのタグを設定しすぎるとスパム扱いされてしまうので、10個以下に抑えておきましょう。

ハッシュタグ
ハッシュタグとは「#」を付けて特定のリンクを設定するタグのことです。タグはユーザー側から見ることはできませんが、ハッシュタグは青文字でユーザー側からも見ることができます。
ハッシュタグをクリックすれば同じハッシュタグが付けられた動画が表示されます。ハッシュタグで検索したユーザーに動画を知ってもらうことができ視聴回数の増加にも繋がります。ハッシュタグの検索では、検索キーワードとの関連性や最新投稿が重視されます。
ハッシュタグは、ビッグキーワードと言われる動画のジャンルを示す単語を付けるとハッシュタグ検索での表示がされやすくなります。同じようなジャンルで視聴回数の多い動画を参考にハッシュタグを付けると効果が出る可能性があります。

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