Z世代のsnsの使い方は特殊!?情報収集の方法や利用率を調査!

1995年から2000年生まれのいわゆるZ世代は、Google検索エンジンで必要な情報を「ググらず」に、情報収集のためにsnsを活用するといった使い方をしています。
つまりこの世代向けの商材を扱うマーケティング担当者は、この世代の特徴やネットの利用状況を探る必要があります。本記事ではZ世代のsnsの使い方をご紹介します。

Z世代のsnsの使い方とは?

Z世代のsnsの使い方としてまず特徴的なのは、「検索」しないということです。彼等が生まれた95年はインターネットがすでにあり、情報が過多だったことが、検索しないという特徴を生んだとされています。

そのためZ世代はYutube、Tiktokなどにおいて検索せずにレコメンドされた動画や情報を観るのです。わざわざ検索しなくても、おすすめされた動画を観るほうが効率的な使い方だという認識のようです。
彼らがYutubeなどを観る時は、ずっと流し続けることで情報収集をするのです。テレビを流しっぱなしにするのは自分にとって興味のない情報が入ります。情報収集の手段としては、あまりテレビは効率的な方法ではないとZ世代は思うのです。Yutubeはレコメンドされた情報を教えてくれるので、自動的に情報の取捨選択がされている訳ですね。

Z世代のsnsの利用率はこちら!

Z世代が最も利用しているsnsは何なのでしょうか?snsを並行して利用するという使い方をしているのが一般的です。総務省が発表している「令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」にてsnsの利用率を調査しました。
LINEやInstagramやYutubeなど、最もZ世代の利用率が高い順にご紹介していきます。

【1】LlNE


20代のsns利用率の中で最も高いのは、LINEです。利用率は97.7%。主にメッセージ機能を使用していることが利用率を上げている理由です。友人関係を築くのは主にLINEですから、自分の身の回りの情報収集をするツールがLINEだと言えます。使い方としてもLINEはシンプルで、家族と、そして共通の趣味を持つ友人と直接話をするsnsが利用率を高めている理由でしょう。

【2】Youtube


20代はYoutubeの利用率が各世代の中で最も高い世代です。20代のYoutube利用率は、97.2%。同じく20代は動画配信サービスの利用率が各世代の中で高い世代ということもあり、「動画」というのはZ世代からしたら視覚的にも直観的にもたやすく情報収集ができるツールという見方をしているようです。

動画という意味でのテレビとの違いは、いかに欲しい情報が早く手に入るかです。テレビは前述したように欲しい情報をピンポイントで得ることはできませんが、Youtubeならば欲しい情報を検索すれば、あるいは動画の視聴情報から興味がありそうな動画をレコメンドしてくれます。調査の結果、いち早く情報を得ることができるツールの中から、20代の彼らは「インターネット」と答えているというデータもあります。一方でテレビと答えたのは27%しかいないことから、動画かつインターネットが好まれるのは明白なようです。

【3】Twitter

Z世代が情報収集として活用するツールとして、Twitterは79.8%の利用率です。snsを調査してみると、Twitterで好きなアーティストの情報収集をするという若者や、今期放送のアニメはsnsのタイムラインで判断して決めるという使い方をしています。
好みが合う人をフォローすると、レコメンドされる記事も利用者向けにカスタマイズされていくところが、Twitterを主に利用しているユーザーが多い理由でしょう。利用率が第二位であるのも頷けるというものです。

【4】Instagram


Z世代が使うツールとしてあげられるInstagramの利用率は、68.1%。Twitterに比べると少なくはありますが、ググるのではなく、気になる記事についているタグをタップして必要な情報を得る=「タグる」文化があるZ世代が飲食店などを探す際に利用するsnsの使い方です。
やはりInstagramが使い方として利用しやすい点は、画像・動画掲載を主としていることです。Youtubeもまた人気が高いsnsですが、気軽に飲食店などを探す・美味しそうなお店を見つけられることでZ世代の利用率はあがっているようです。視覚情報の方がZ世代は興味を引き、情報収集しやすいため利用率があがっているのでしょう。

Z世代の情報収集の方法をチェック!もはやググらない?

前述した通り、Z世代はググりません。検索エンジンで検索するという使い方をまずしないのです。ググるという言葉自体を古く感じ、検索するときは「Googleにきく」という言い方をします。ですがそれは検索エンジンで検索する時の話で、あまり検索エンジンを使って情報収集することはありません。では彼らの世代はどうやって情報収集をするのかといえば、「タグる」ことが代表的な情報収集ではないでしょうか。

Instagramでは「#横浜」など、写真にタグ付けすることができます。あなたが横浜の観光地を調べたいのなら写真のタグをタップするだけで、横浜の情報が出てきます。それも人気タブをクリックすれば人気の横浜情報が出てきますし、「#横浜」をフォローすれば自分のタイムラインに常にそのタグがついた人気記事が表示されます。

Googleで検索しても、本当に欲しい情報が出てくるのかはわかりません。タグることは、より詳しく人気が高い情報収集の手段なのです。

【まとめ】Z世代のsnsの使い方を知ってマーケティング方法を考えよう!

Z世代のsns利用は他の世代と異なり、大きな違いは情報収集の方法としては「情報の取捨選択」をしていることです。彼らの世代の特徴を踏まえ、マーケティング方法を考えていきましょう!

また、z世代を中心とした、若年層向けのマーケティングを検討する場合には、常に最新の情報をキャッチアップする必要があります。特に、z世代は環境などのSDGsに関する意識が上の世代と比べると非常に高いと言われており、その消費行動に顕著に表れているといいます。最近では、中学・高校の学生服や水泳用水着にジェンダーレスのものが導入され始めるなどのトレンドもあり、ジェンダー意識も今後アップデートされていくことが予想されます。
こういった情報については、下記のサイトなどで確認することができるので、是非定期的に目を通しておくのがよいでしょう。

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