幅広い年齢層が利用しているSNSの「LINE」(ライン)。個人でLINEを使用していると、トーク画面やタイムラインなどで広告を目にする機会も多いのではないでしょうか?SNSの中でアクティブユーザーが最も多いLINEに広告を出せばユーザーの目に触れる機会も多くなります。でもいざラインへ広告を出すとなると、やり方・出し方がわからないですよね。この記事では、ライン広告の設定、やり方・出し方について解説します。
ライン広告の設定、やり方・出し方をチェック!
個人でも法人でも、LINE広告をいざ始めたい!と思った時、どうすればいいのでしょうか?普段、使用していると目にする機会が多いLINE広告ですが、配信方法についてはアプリを見ているだけではわかりません。ここからはライン広告の設定について、やり方・出し方について手順をおって解説していきます。
【1】LINE Business IDの発行をしよう!
まず、ライン広告の設定をするためにLINEのBusinessIDを作成しましょう。これは法人でも個人でも同様のやり方です。
画面から「メールアドレスを登録する」で、登録を行いましょう。
【2】広告アカウントを作成しよう!
ライン広告を設定するためには、LINE ビジネスアカウントにログインした後、「広告アカウント」を作成しましょう。ビジネスアカウントにログイン後、「+広告アカウントを作成する」というボタンがあります。
代表電話番号や個人の担当者名などの項目を記入していくことがライン広告の設定をする初めの一歩です。
【3】メディアの登録
次にメディアの登録を行います。ライン広告を設定するために、メディアを登録する必要があります。共有ライブラリ内のメディアから、コンテンツをアップロードしましょう。
【4】タグの設置
次にライン広告の費用対効果を高めるため、タグの設置を行います。ライン広告の設定をする上では必須です。ラインのタグは、大きく3つの種類があります。
・べースコード
ユーザーの行動を把握したい場合、全てのページに設置する必要があるコードです。
・コンバージョンコード
コンバージョンを計測するためのコードです。ベースコードと合わせて設置する必要があります。
・カスタムイベントコード
特定のページにきたユーザーに対し、イベントベースでの効果測定やオーディエンスの設定が可能になります。
ライン広告の設定をする上で大切な、この3つのコードを使って費用対効果が最も高い広告を出しましょう。
【5】広告配信の設定
このあとはライン広告の設定を行うため、広告マネージャーからキャンペーンを作成しましょう。ライン広告の設定としては、以下からキャンペーンの目的を選択する必要があります。
・ウェブサイトのアクセス
・ウェブサイトコンバージョン
・アプリのインストール
・アプリのエンゲージメント
・動画の再生
です。
続いて、ライン広告の設定のために広告グループの設定をしましょう。ターゲットや配信フォーマットや予算を選び、ライン広告の設定をします。
最後に、先程アップロードしていたメディアとキャンペーン広告のグループを紐付ければOKです!
後はLINEによる審査が始まります。LINEは商材などを見てポリシーに合ったものだけ広告として承諾しますので、審査が通るまで待ちましょう。
大体、審査期間は10日間ほどかかります。
LINE広告のメリット・デメリットは?
LINE広告のやり方・出し方を前述させていただきましたが、そもそもLINE広告のメリット・デメリットは何でしょうか。
LINEはSNSの中で最もアクティブなユーザーが多いことで知られるSNSです。Instagramをやっていなくても、個人で家族や友人と連絡を取るためにLINEのアプリを入れているという人も多く、幅広い年齢層に使われています。幅広い年齢層に使用されているSNSということは、LINE広告は「数多くの人に見てもらいたい」という商材のマーケティングに合っているということです。
逆に言えば、例えば特定の年齢層に特化した広告なら、LINE広告と並行して他のSNSの広告と合わせてのやり方・出し方をするなど、費用対効果に合わせたマーケティング施策を検討しなければいけません。
ライン広告は配信面指定までしっかり確認!
ライン広告の設定、LINE広告のやり方・出し方についての解説もさせていただきましたが、重要なのは配信面指定することです。LINE広告の配信面には8つの種類があり、広告の費用対効果を高めるためにもどの配信面指定するか、しっかり確認する必要があります。
配信面を指定するプランには、どういう種類があるのか解説していきます。
配信面1 Smart Channel
1番スタンダードな配信面指定のパターンです。ラインの利用者だったら見たことがあるはずです。トーク画面の1番上部に出てくる広告なので、ライン利用者としては最も目にしやすい配信面ですね。こちらの配信面は、より多くの人に広告を見てもらいたいという目的があるならオススメです。
配信面2 LINE News
こちらも個人としてラインを使用するときよく見る配信面指定ではないでしょうか。LINE Newsのニュース記事の中に広告として表示される配信面です。ニュース記事の中に表示されるので、ついつい目に止まってしまいます。
配信面3 LINE VOOM (タイムライン)
こちらもLINE News同様によくみる配信面指定ですね。この配信面指定ですが大きな特徴としては、女性が目にする機会が多いと言われています。
配信面4 LINE マンガ
ダウンロード数1149万人のLINEマンガに広告配信を設定できる配信面です。10代や20代、30代などの若年層の利用者が多いアプリですから、若者に向けたマーケティングを行う場合、費用対効果が高い配信面指定です。
配信面5 LINE ブログ
LINEブログは、LINEが提供するブログサービスです。この方式で配信面指定をすると、LINEブログ内に広告を配信することができます。ブログ自体の月間PV数は200億ですから、かなりの人の目に触れることができると言えるでしょう。ユーザー層としては20代〜40代の女性層が多い配信面です。
配信面6 LINE POINT CLUB
指定の動画を視聴、または指定のアプリをダウンロードすることでLINEのポイントを貯められる「LINE POINT CLUB」内で広告を配信する配信面指定です。
こちらは40代から50代の利用者が多く、その年代層に合わせたマーケティングなら費用対効果が高い方法です。
配信面7 LINE SHOPPING
LINEが運営するショッピングサイトで、広告を配信できます。このショッピングサイトでは家具や文房具など多岐にわたった商材が扱われています。このショッピングサイトで広告を配信できる配信面指定です。
配信面8 LINE 広告ネットワーク
LINE広告のアドネットワークで、LINEが提携している外部アプリに配信できるプランです。LINEグループは様々な業種にサービス展開をしています。商材に合ったアプローチができるので、折角配信をするのであれば活用しない手はありません。
以上8つの配信面のプランをご紹介しましたが、広告を出したい商材によって合うプランも異なります。一番あなたの商材に合うマーケティングを選びましょう。
LINE広告は個人で始めることもできる?
LINE広告は個人でも始めることができます。個人事業主の方が数千円から1万円ほどでライン広告を始めたという事例もあります。個人事業主のビジネスでも手が届く範囲から広告配信が可能ということですね。
ライン広告の設定をするための課金形式は2種類です。クリックされたら費用が発生するクリック課金か、ユーザーに表示されたら課金されるインプレッション課金かで費用対効果は変わります。
より多くの人に告知したいという名目であればインプレッション課金を選ぶのも手ですが、少額から課金をして費用をおさえ、効果を見極めるという出し方もあります。
LINE広告の費用対効果は?
法人や個人であっても、折角配信をするなら費用対効果が高いやり方・出し方をしたいですよね。費用対効果を高くするためのライン広告の設定についてご紹介いたします。
配信面の指定
配信面がいくつもあることはご紹介しましたが、商材のターゲット層がよく見る配信面を指定することも大事です。LINEグループの各メディアは、そのメディアによってアクティブな年齢層が異なります。あなたがターゲットにしている広告配信面の指定が大事です。
クリエイティブの更新
配信したいクリエイティブの更新も、費用対効果を高めるためにも大事なことです。1度効果を測定してみて効果が出てきているのなら、次のクリエイティブを作成し、またそのクリエイティブに合った配信面指定して広告を出していき、法人や個人でもPDCAをまわしていくというのもビジネスでは大事です。
インフルエンサーマーケティングやSNS広告を出したいと考えているなら代理店に任せるのもおすすめ!
今、LINE広告のやり方・出し方や、広告配信でのマーケティングを考えている方におすすめなのは、インフルエンサーマーケティングです。
消費者は広告を目にして商品の購入を考えることもありますが、若者はインフルエンサーが勧める商材を購入するという特徴があります。
もしインフルエンサーマーケティングを考えているなら、みんなでPRすることもおすすめです。
実際にこちらのみんなでPRをつかって商材拡販に成功した事例もあります。個人事業主で広告を出したい場合もこういったところを頼るのはありです。ぜひご覧ください!
【まとめ】LINE広告のやり方・費用対効果をチェックしよう!予算を抑えたいなら「みんなでPR」がおすすめ
以上でライン広告の設定について、LINE広告配信のやり方・出し方や、費用対効果をご紹介しました!
予算を抑えて配信を考えるならみんなでPRすることもオススメです。よりよいマーケティングができるよう創意工夫していきましょう!