ラインブーム(LINEVOOM)とは?特徴や公開範囲・使い方を簡単解説

ラインブームはショート動画をメインとするコンテンツを投稿・閲覧できるプラットフォームです。企業や店舗のアカウントが、ユーザーに情報発信する目的でも活用されています。ラインブームの概要や始め方、運用のポイント、収益化の条件などを解説します。


ラインブーム(LINEVOOM)って何?


ラインブームでは、ショート動画を中心としたコンテンツを投稿・閲覧できます。以前から搭載されていたタイムライン機能がリニューアルされ、2021年11月にラインブームとして再登場しました。

ラインブームは友達登録されているユーザー以外にも情報を届けられるシステムであるため、上手く活用すれば広範囲に向けて情報を拡散できます。ラインブームの特徴や旧サービスとの違いなどをご紹介します。

LINEのタイムラインがリニューアルしたサービス

ラインブームは動画をメインコンテンツとしていますが、画像やテキストの投稿も可能な情報共有プラットフォームです。LINEではこれまでも、タイムラインとして類似のサービスが提供されていました。

旧サービスの機能が刷新され、新たに導入されたのがラインブームです。これまで活用できていなかった場合も、この機会に便利で使い勝手のよいラインブームの利用を検討してみましょう。

ラインブームの特徴

ユーザー同士で情報を共有できるラインブーム、企業や店舗のアカウントを運用している場合は、集客力のアップや認知度拡大に活用できる機能です。ラインブームには、次のような特徴があります。

〇 無料で無料で利用できる
〇 動画コンテンツをメインに投稿できる
〇 ユーザーは「いいね」「コメント」「シェア」ができる
〇 LINE公式アカウントのフォローでユーザーに投稿を表示させられる
〇 収益化が狙える

無料で利用できるうえに、ビジネスチャンスを広げられる可能性も高まるでしょう。

ラインブームのユーザー属性

ラインブームを利用するユーザーの属性は女性が54.4%、男性が45.6%と若干女性が多い傾向がありますが、全体的にバランス良くユーザーを獲得しています。年齢層も10代の若年層から60代まで幅広く支持されており、バラエティーに富んだターゲットにアピール可能です。

ユーザー層が限られているFacebookやTwitterに比べて、より多くのユーザー層をカバーしているのがラインブームの強みだといえます。

参照:LINE for BusinessーLINE VOOM

従来のタイムラインとラインブームの違い

ラインブームが登場する以前に、同じような情報プラットフォームとして利用されていたのがタイムラインです。従来のサービスと比べた際の違いを、以下にまとめました。

〇 TikTokのようなショート画像がメインコンテンツ
〇 LINEの友達とは独立して管理される空間

これまでのタイムラインは、友達登録しているユーザーの投稿をチェックするための機能でした。しかし、ラインブームはLINEの友達リストに関係なく、興味のあるアカウントをフォローできます。

コンテンツもショート動画がメインとなるため、画像やテキストがメインだった、これまでのタイムラインの雰囲気とは少し異なります。

ラインブームの公開範囲

ラインブームの投稿に際して、「全体公開」「公開リスト」「自分のみ(非公開)」の3つから公開範囲を設定できます。自分が指定した範囲のユーザーに情報を届けたい場合は「公開リスト」、全ユーザーに向けての情報は「全体公開」を選択しましょう。

反対に「自分のみ(非公開)」を選べば、自分だけの日記のような使い方も可能です。企業や店舗の場合は、情報の内容によって公開範囲を設定することになります。


ラインブーム(LINEVOOM)の始め方


マーケティングツールとしても活用できるラインブームの始め方は、意外と簡単です。次の3つのステップで、ラインブームを始められます。

1. 初期設定をする
2. 公開範囲を設定する
3. フォロー情報の公開・非公開を設定する

無料で集客力を高められるラインブームを、ぜひ有効活用してみてください。

初期設定をする

ラインブームを始める際に、まず行わなければならないのが初期設定です。主な設定項目をまとめました。

〇 フォロワーからのリアクション(いいねやコメントの受付)
〇 NGワード
〇 スパムユーザー

ラインブームの基本設定は、パソコンとスマホアプリの両方から行えます。

公開範囲を設定する

ラインブームでコンテンツを公開する際に、忘れずに設定したいのが公開範囲の設定です。公開範囲の設定は投稿をするごとに、編集画面で行えます。

企業や店舗アカウントの場合は、プライベート目的での利用は考えにくいため、公開範囲について深く考えないケースもあるでしょう。しかし、いくつかの支店を統括して1つのLINE公式アカウントを利用している場合は、注意が必要です。

例えば、特定の支店で行うキャンペーン情報を全体ユーザーに公開してしまうと、情報を見たユーザーを混乱させてしまう可能性があります。公開リストの管理を徹底し、必要なユーザーに情報を届けられるようにしましょう。

フォロー情報の公開・非公開を設定する

ラインブームでは、フォロー情報の公開・非公開を設定できます。フォロー情報とは、自分がフォローしているアカウントやフォローされているアカウントの情報です。

公開する必要がないと感じる場合は、以下の手順で設定変更できます。

ラインブームの設定ボタンをクリック
フォロー設定をクリック
「フォロー情報を公開」の項目を設定

ラインブーム(LINEVOOM)のコンテンツを見る方法

 

次に、いちユーザーとしてラインブームに投稿されているコンテンツを確認する方法をご紹介します。LINEアプリでラインブームのアイコンをクリックすると、投稿コンテンツ一覧の画面に移動できます。

フォローしているアカウントの投稿を確認できる「フォロー」と、フォローに関係なくさまざまなコンテンツを確認できる「おすすめ」のタブから、好きなほうを選んでコンテンツをチェックしましょう。

一般的なSNSと同じように、ユーザーはコンテンツへのリアクションやコメント、他のユーザーへのシェア機能を利用できます。気になるアカウント名やキーワードを検索できる、検索機能も搭載済みです。

ラインブーム(LINEVOOM)のコンテンツを投稿する方法


ラインブームでコンテンツを投稿する際の大まかな流れは、以下のとおりです。

1. ラインブームの管理画面から「+投稿を作成」を選択
2. 写真や動画を添付
3. 投稿内容(テキスト)を入力
4. プレビュー画面で表示内容を確認
5. 投稿範囲を設定
6. 「投稿」または「投稿を予約」を選択

ラインブームの投稿をより魅力的なものにするためには、投稿の際に使える各種機能を正しく把握しておく必要があります。URLの設置やクーポンの配布など、今すぐ集客強化に使える機能をご紹介します。

ラインブームで使える機能

ラインブームを使ってコンテンツを投稿する際に、知っておきたい6つの便利な機能を紹介します。

〇 予約投稿:予め設定した時間にコンテンツを投稿できる
〇 クーポン:作成済みのクーポンを配布
〇 スタンプ:投稿内でスタンプを利用
〇 URL:投稿内容にリンクを設置
〇 リサーチ:ユーザに向けたアンケートの実施
〇 位置情報:投稿に位置情報を追加

多くのユーザーの目に留まるように、投稿するコンテンツはわかりやすく、シンプルにまとめるとよいでしょう。

ラインブームで設定できること

 
追加で知っておくと便利な、ラインブームの設定項目は次のとおりです。

〇 コメントの自動承認:設定しない場合は1つ1つ確認してから反映
〇 フォローの許可:万が一悪質なフォロワーが増えた時の対処法

コメント設定がされている投稿の場合、ユーザーが自由にコメントをし、コミュニケーションが図れます。しかし、なかには悪意を持ったコメントの対応に頭を悩ませるケースもあるでしょう。

そんな時は、一時的にフォロワーの許可を無効にして新規のフォロワーを受け入れないようにしたり、コメントの自動承認機能を切って1つ1つのコメントを確認してから表示させたりしてみてください。

ラインブーム(LINEVOOM)収益化の条件


タイムラインがラインブームにリニューアルした際の大きな変化といえるのが、収益化が可能になった点です。動画コンテンツに表示させる広告収入によって、収益を得られます。

収益化を実現するには、次の条件をクリアする必要があります。

〇 アカウントの登録者が500人以上
〇 月間の総再生時間が50時間以上

アカウントの知名度が高まってきた時点で審査を依頼し、通過すれば収益化ができるようになります。ライン開設から一定の期間は、クオリティーの高いコンテンツを配信することに集中し、タイミングを見て収益化の審査を受けてみましょう。

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