近年はインターネットの普及で、ソーシャルメディアを利用する人が増えています。その中でも企業のプロモーション活動にSNSを利用する企業も多く年々増加傾向にあります。Facebookなどのプロモーションが以前は、有効とされていました。しかし、最近ではインスタやツイッターなどのSNSが主になっています。インスタとツイッターは登録者数も多く、プロモーションにはとても最適なツールです。インスタとツイッターを連携することによってのデメリットがあります。デメリットはどんなものがあるのでしょうか。今回は、インスタとツイッターを連携するデメリットや、上手く連携出来ないときの理由と対処法についてが詳しく解説していきます。
インスタとツイッターを連携するデメリットは?
まず初めに、インスタとツイッターを連携するメリットをご紹介します。インスタとツイッターを連携することで、2つのSNSで同時投稿ができるようになるわけですが、Twitterにはインスタ以上の拡散力があるためインスタ単独でやるよりも更なるフォロワーの増加が見込めます。とはいえインスタ中心で運用してきた人がTwitterも管理しようとすると少々気が引けるのではないでしょうか?
そのような時には、SNS管理ツールを使用するとよいでしょう。おすすめのものをいくつか紹介します。
〇 Canva Pro
Canva Proは、誰でもプロのようにデザインできるプラットフォームCanvaの有料プランです。
元々デザインツールということもあって素材やテンプレートも非常に充実しているのですが、Canva Proでは背景透過やワンタップで画像のサイズを各種SNSの投稿規定サイズに変更できるマジックリサイズ機能などインフルエンサー向けの機能も充実しています。
さらに、8つのSNSプラットフォームでスケジュール設定が可能になる機能もついています。インスタとTwitterのみでなく、YouTubeやTikTokなど複数のSNSで活動するクリエイターには、ありがたい機能なのではないでしょうか。
クリエイティブの機能に関しては、世界中のインフルエンサーだけでなくUI/UXデザイナーやテックスタートアップの人たちからも絶賛されているので、まだ試したことがない人は是非30日間の無料トライアルをチェックしてみてください。
〇 postmanager
postmanagerは月額1980円から利用できるSNS統合管理ツールです。
Googleビジネスプロフィールの予約投稿は、他のツールで管理しようとすると高額になるケースが多いようで、飲食店などの店舗型ビジネスでSNSでの集客も強化していきたいと考えている人には特におすすめと言えるのではないでしょうか。
〇 Dokitter(ドキッター)
Dokitter(ドキッター)はTwitterのフォロワー数を爆増させるのに有効なインスタントウィンキャンペーンツールです。
特に、コスメブランドなどで抽選で〇〇名に無料でプレゼント、といったキャンペーン投稿をしていて、ものすごい数のいいねやRT数がついているのを見たことは多いのではないでしょうか。
また、インスタグラムマーケティングとTwitterマーケティングの違いについて気になる人は、下記の二記事で包括的に解説してあるので是非目を通してみてください。
さて、インスタとツイッターを連携する上では、プロモーションになるといったメリットばかりではなく、デメリットもあるため、どのようなデメリットがあるのかについて知っておく必要があります。具体的にどんなデメリットがあるのでしょうか。
デメリットは、以下の3つが挙げられます。
〇 インスタの投稿画像が非表示になる
〇 ツイッター文字数の制限を超えた場合に非表示になる
〇 ツイッターの画像の制限サイズは横幅1024PXまで
まずは、インスタの投稿画像が非表示になります。インスタグラムのリンクが表示されるため、リンクに飛べば画像を確認することは出来ます。ですが、画像が非表示となるとインパクトに欠け印象を残すことが出来ないといったデメリットがあります。
ツイッターの文字数の制限を超えた場合に非表示になるということに関しては、文字数の制限が140文字までと少ない制限になっており、制限文字数を超えた投稿が非表示になってしまうこともデメリットです。
また、文字数に気を付けてもハッシュタグをつけすぎても文字制限に引っ掛かり、同時投稿が出来ません。また、画像サイズが1024pxより大きい場合にもエラーになって非表示になってしまいます。連携するためにはSNSごとのルールを守る必要があります。
こういったデメリットがあるため連携をするかどうか迷う場合もあるでしょう。デメリットはありますが、それでもプロモーションになったりするメリットを考えると連携した方がいいと結論を出す方が多いのも事実です。
インスタとツイッターが連携できない!?理由と対処法は?
インスタとツイッターが連携できない場合の理由と対処法について解説します。インスタとツイッターが連携出来ない場合の理由は以下の2点が挙げられます。このようなことが考えられます。
〇 インスタのアプリが最新ではない
〇インスタやツイッターのアプリの不具合
連携できない理由や対処法を紹介します。インスタのアプリが最新の状態でない場合には、アップデートをすることをおすすめします。アプリの管理設定で自動でアップデートする設定になっていない場合には、手動でアップデートする必要があるため、最新の状態であるか確認してみてください。
アップデートすることで正常に連携できることがあります。インスタのアプリから連携を1度解除してみるというのもおすすめです。解除した後に再度連携することにより、連携が上手くいく場合もあります。
インスタとツイッターを連携するならIFTTTが便利!やり方はこちら
サードパーティアプリIFTTT(イフト)は異なるSNSやアプリを連携するツールのことです。IFTTTは、PC、Android、iOSのいずれにもアプリがありますので、誰でも無料で使えて拡張性の高い便利なサービスです。IFTTTにはメールアドレスの登録をするだけなのでとても簡単です。IFTTTにメールアドレスを登録したら、「アプレット」というシステムを作ります。IFTTTのアプリを起動します。[My Applets]を押して、次に[+]をタップします。
【インスタグラムの場合】
[+this]を押したら次に[Instagram]、その次に[Any new photo by you]をタップします。[Select trigger service]で「Instagram」がない場合は、[Search services]で「Instagram」と入力すればアイコンが出ます。IFTTTとインスタグラムとの連携されていない場合は、連携確認画面に移行しますが、連携している場合には飛ばしてください。[Connect]→ユーザーネーム&パスワード入力後[ログイン]→IFTTTで[開く]をタップすればIFTTTとインスタグラムの連携が完了してIFTTTの画面に戻ります。
【ツイッターの場合】
[+that]→[Twitter]→[Post a tweet with image]の順にタップしてください。[Select trigger service]で「Twitter」がない場合、[Search services]で「Twitter」と入力すればアイコンが出ます。IFTTTとツイッターとの連携がされていない場合は、連携確認画面に移行しますが、連携済みの方はそのまま先に進んでください。[Connect]→アカウント名&パスワード入力後[ログイン]→IFTTTで[開く]をタップすればツイッターとの連携が終わり、IFTTTの画面に戻ります。次にアクション内容の設定になりますが、Tweet textに{{caption}}、Image URLに{{SourceUrl}}となっていれば完了です。インスタに投稿したテキストが「caption」、インスタに投稿した画像URLが「SourceUrl」になります。確認が終わったらNextをタップして、アプレットのタイトルをつけます。アプレットのタイトル名は変更しなくても良いですが、アプレットが多くなった場合には、管理しやすい名前に変更するといいでしょう。アプレットが動いたら通知するかしないかをチェックしますが、通知が多いため通知はoffがおすすめです。[Finish]をタップするとアプレットの作成は完了します。この作業が終わればインスタにシェアした画像をツイッターに投稿できるようになります。
インスタとツイッターの連携を解除したい!やり方はこちら
インスタとツイッターの連携がうまくいかない場合には一度連携を解除すると連携が出来たりする場合もあるため、インスタとツイッターの連携の解除のやり方を説明します。また、連携する上でデメリットと感じた場合には解除方法について知っておくと便利でしょう。まずは、インスタグラムのアプリを起動して、右下の人型のマークをタップしてプロフィールのページを表示します。プロフィールのページの右上に表示されている漢字の三のようなメニューをタップして、項目の中の設定をタップします。設定画面のアカウントをタップしたら、リンク済みのアカウントの項目を押し、出てきたツイッターをタップするとアカウントリンクを解除と表示されるのでタップすれば連携の解除は完了です。
まとめ
インスタとツイッターの連携でのデメリットや、上手く連携出来なかった場合の理由と対処法について紹介しました。インスタとツイッターという便利なツールを使う上では、そのツールのルールに沿って投稿をする必要性があります。メリットばかりではなくデメリットもありますが、企業に合ったSNSの使い方が今後の市場にも大きく影響していきそうです。