インスタリールがおすすめに乗る方法は? リール広告の効果的な活用法も解説

インスタリールとは、最大90秒間までの縦動画を投稿できる機能です。

インスタを利用している人はこの機能を使っている人も多いのではないでしょうか。

そして、インスタリールを投稿するのであればできるだけたくさんの人に見て欲しいですよね。
しかし、再生回数が伸びないと悩んでいる人もいると思います。

今回はインスタリールがおすすめに乗る方法、再生回数及びフォロワー獲得に役立つリール広告の効果的な活用方法について解説します。

是非参考にしてみてください。

【2024年最新】インスタリール動画のアルゴリズムが変化した? おすすめに乗りやすくなったって本当?

インスタは2024年4月30日にアルゴリズムの変更を発表しました。
これによりフォロワー数が少ないアカウントでもフォロワー数が多いアカウントと公平にリール動画が評価され、おすすめや発見タブなどに表示されるチャンスが与えられるように改善されました。
つまり、適切なリール投稿を行うことで、フォロワー数が少ないアカウントでもより多くのフォロワー外リーチを狙いやすくなったため、リール動画の価値が上がったと言えるでしょう。

インスタリールをおすすめに乗せるために見るべき予測指標


2023年7月にはInstagram責任者のアダム・モッセーリ氏がリールのアルゴリズムに関わる情報を公開しました。
それによると、以下の4つがユーザーの投稿に関する興味度合いを測る項目の中で特に重要な指標として挙げられています。

・動画をシェアする可能性
・動画を最後まで見る可能性
・動画に「いいね!」する可能性
・動画に使用されている音源ページに移動する可能性

以上の指標を意識した動画を作成することで、よりリール動画をおすすめにのせやすくなるでしょう。

インスタリールをおすすめに乗せるために見るべき数値

それでは、上記の予測項目を満たすためには他にどのような数値を意識すべきなのでしょうか。
下記にてまとめました。

①保存数

インスタリールにおいては、まず重要なのが「保存数」です。
インスタのアルゴリズムにおいては、ユーザーからのリアクションが多い投稿やフォロワーとのやり取りが多い投稿がおすすめに乗りやすい傾向にあります。

ユーザーからのリアクションはいいね!やコメントなど様々な種類がありますが、その中でも最も高く評価されるリアクションが「投稿が保存された数」と言われています。

インスタグラムにおいて保存されるということは「後でまた見たい」「繰り返し見たい」とユーザーに思われている有益な投稿であると判断されるであろうことから、リール動画を作成する際にはまず保存されるような内容にすることが重要です。

②いいね数

予測指標にて明言されているように、いいね数も重要な指標です。
ユーザーからのいいね数が多い投稿は、他のユーザーも興味を持つだろうと判断されておすすめに乗りやすくなると考えられます。
そのため、視聴したユーザーが思わずいいねを押したくなるような動画作りを意識しましょう。

③滞在時間

リール動画はユーザーの興味を引くことができないとすぐにスクロールされてしまいます。
反対に、リール動画に対するユーザーの滞在時間が長ければ、それだけ有益な情報があるリール投稿であるという証拠となります。
滞在時間は動画を視聴している時間はもちろん、コメントやキャプションを読んでいる時間も含まれます。
そのため、動画の平均再生時間や視聴完了率を上げることはもちろん、平均滞在時間を上げることを意識しましょう。

④コメント数

インスタにおいては、コメント数も重要な数値です。
リールに対するコメント数が多いほど、ユーザーの興味を引く有益な動画として判断されます。
そのため、ユーザーがコメントをしたくなるような動画作りを意識することがポイントです。

⑤シェア数

公式が明言しているように、リールのシェア数も重要です。
シェア数の高さはユーザーが他のユーザーへも「動画を共有したい」と思うほど動画の質が良いことを指す指標であるため、フォロワー外にリーチしやすくなります。
そのため、シェアされやすいコンテンツ内容にすることが重要です。

インスタリール動画をおすすめに乗せる方法


インスタで検索タブをタップするとあなたにおすすめの写真や動画、インスタリールが表示されます。

ここではリールをおすすめに乗せるコツ・おすすめに乗りやすいインスタリール動画の作成方法を紹介していきます。

①最初の1~3秒でユーザーの興味を引く

ユーザーは最初の1~3秒でその動画を観るのかそれともスクロールするのかを判断します。
そのため、最初の1~3秒でユーザーの興味を引くことが重要です。
具体的には、印象的なビジュアルやキャッチフレーズなどを利用して視覚的にユーザーの興味を引ける動画を作成しましょう。

②ユーザーアクションを促す構成にする

インスタでは、ユーザーはいいねや保存、シェアやコメントなど様々なアクションをすることができます。
一方でたくさんのアクションがある分、1つ1つのアクションの使い方がわからない人、アクションをしようとしても忘れてしまう人などが一定数います。
そこで、動画の最後やキャプションに「後から見返したい人は保存をしてね」「役に立ったらハートマークを押してね」など、ユーザーのアクションを促す一言を入れることで保存数やいいね数の向上が見込めます。

③コメントしたくなるような動画にする

インスタのアルゴリズムはフォロワーとの交流を高く評価する傾向があるため、コメントしたいような内容の投稿をし、そして来たコメントに対して返信をすることが重要です。
具体的には、コメントをしたユーザーに対してプレゼントを用意する、フォロワーが思わず質問や突っ込みたくなるような動画内容にする、動画内でユーザーに対して質問を投げかけるといった工夫が挙げられます。

④滞在時間が伸びるような工夫をする

リール動画に対する滞在時間を伸ばす工夫をすることも重要です。
具体的には、動画内容を1回見ても理解できない内容にしたり、冒頭で示したユーザーの興味を引く質問に対する結論をリールの最後に持ってくるといった構成にすると良いでしょう。
また、先述したようにユーザーの滞在時間はリール動画の視聴時間だけでなく、キャプションやコメントを読んでいる時間もカウントされます。
そのため、動画内でユーザーに対するクイズを出し、キャプションやコメントに答えを書くと自然とユーザーの滞在時間を伸ばせるでしょう。

⑤10代や20代に向けた内容にする

実は、インスタリールをよく視聴するのは、Tiktokを利用している10代や20代の割合が多いのです。
そのため、10代20代に向けた内容にすれば注目され、さらには最後まで再生してもらえる可能性が高くなるでしょう。

⑥見やすい速度調整をする

見やすい速度調整をすることも重要です。
Tiktokやインスタリールではテンポの良い内容が好まれる傾向があり、反対にテンポが悪く内容も興味を引かない動画である場合には、ユーザーの離脱率が高くなります。
離脱が多くなると再生回数や高評価、保存数などのエンゲージメントを稼げないだけでなく、3秒以内の離脱は再生回数にカウントされません。
早すぎても良くないですが、限られた時間の中で動画や画像がテンポよく表示されるようにちょうどよい速度調整を行いましょう。

⑦音を消している人でも楽しめるようにテキストを入れる

リール動画を仕事中や移動中に見ている人は音を消してリールを見ている可能性があります。そのような人はテキストを入れていないリール動画からすぐに離脱してしまうことが想定されるため、音声がなくても理解できるようにテキストを入れると良いでしょう。
また、テキストは読みやすいフォントとサイズ、色にすることも意識しましょう。

インスタリール広告の特徴や活用法は?

インスタにおける「リール広告」とは、ユーザーが投稿したリールとリールの間に表示されるように出稿された広告を指します。
こちらは2021年の6月18日に開始されて依頼注目を集めており、通常のリールと併用して活用することで、より効果的に集客を行えます。
ここではリール広告の特徴と活用方法について紹介していきます。

リール広告の特徴

リール広告の特徴としては、主に以下が挙げられます。

・最長15分の動画を投稿可能
・発見タブに表示される
・広告に対していいね、コメント、保存、シェアの機能が使用できる
・全画面の縦型動画で表示されるため、視覚的に印象に残りやすい
・広告はすぐにスクロール可能

リール広告の長さ自体は最長15分で投稿可能ではあるものの、タイパを好む今の時代のユーザー向けに90秒程度の広告が多いです。
また、リール広告は強制視聴ができない仕様となっているため、ユーザーが広告に興味を持たなかった場合には1秒足らずでスクロールされてしまうため、最初の数秒でユーザーの興味を引く編集にすることも重要です。

インスタリール広告はフォロワー獲得につながる?

結論から述べると、インスタリール広告の適切な運用はフォロワー獲得につながると言えます。
インスタにおいてリールはアルゴリズムの優位性を得やすいと言われており、「フィード蘭のおすすめ表示」「キーワードおよびハッシュタグ」にもしばしば表示されます。
つまりリール自体が元々フォロワー外にリーチする可能性が高い投稿であり、リール広告はそのリールの合間に出稿する広告であるため、ユーザーに刺さる内容であればフォロワーを獲得しやすい、費用対効果の高い広告と言えるのです。

インスタのアルゴリズムを意識したリール広告運用法

先述したように、2024年4月にインスタのリールに関するアルゴリズムが変化し、小規模アカウントであってもよりフォロワー外リーチを狙えるようになりました。

そこで、フォロワー数が少ないアカウントの場合でも、日々のリール投稿で1000、2000回の再生回数を出せるようになれば、そのリール動画の中でも一番多かった動画をリール広告にして運用することで、フォロワー獲得単価を抑えつつアカウントを成長させることができるでしょう。

インスタの仕様は今後も変わっていくだろうことが想定されるため、このように臨機応変に変化に対応していくことがアカウントを運用するうえで重要です。

【まとめ】インスタリールのおすすめに乗る方法やリール広告をチェックしよう!

いかがでしょうか。

この記事ではインスタリールで見るべき数値やおすすめに乗る方法、リール広告のおすすめの運用方法などを紹介してきました。

インスタリールの再生回数を増やしたいと言う方はアルゴリズムを意識したうえでリール投稿を行いましょう。
また、フォロワー獲得単価を抑えたいという方はぜひリール広告の運用も検討しましょう。

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