「リマインドさせていただきます」は、ビジネスメールで予定や確認事項を再度伝える際によく使われる表現です。しかし、「上司に使っても問題ないのか」「もっと自然な言い換え表現はあるのか」と悩む方も多いでしょう。本記事では、「リマインドさせていただきます」の意味や正しい使い方、ビジネスメールで使える言い換え表現、上司へのメール例文まで詳しく解説します。
1. 「リマインドさせていただきます」の意味とは
「リマインドさせていただきます」とは、相手に対して予定や依頼事項、確認事項などを改めて知らせることを意味するビジネス表現です。
「リマインド(remind)」には、「思い出させる」「再確認してもらう」という意味があります。
そのため、「リマインドさせていただきます」は、
「忘れないように、改めてお知らせします」
という意味になります。
ビジネスシーンでは、以下のような場面で使用されます。
・会議や打ち合わせの日程確認
・提出期限の確認
・依頼事項の再通知
・予定の事前連絡
・対応状況の確認
相手に催促するだけではなく、丁寧に再確認を促す目的で使われます。
2. 「リマインドさせていただきます」は敬語として正しいのか
「リマインドさせていただきます」は、敬語表現として使用できます。
「させていただく」は、相手の許可や理解を得たうえで、自分が行動することを表す謙譲表現です。
例えば、
「明日の会議についてリマインドさせていただきます」
という場合は、
「明日の会議について、念のため再度ご連絡いたします」
という意味になります。
ただし、「リマインド」はカタカナ語のため、相手によっては少し軽い印象を与える場合があります。
特に上司や取引先など目上の相手には、状況に応じて日本語の表現へ言い換えると、より丁寧な印象になります。
2-1. 上司へのメールで「リマインドさせていただきます」は使えるか
上司へのメールでも使用できます。
ただし、社内文化や相手との関係性によっては、
・念のためご連絡いたします
・改めて確認のためご連絡いたします
・再度共有させていただきます
などのほうが自然な場合があります。
2-2. 「リマインドします」との違い
「リマインドします」は、シンプルでややカジュアルな表現です。
例文
明日の会議についてリマインドします。
社内の同僚同士であれば問題ありませんが、上司や取引先には、
「リマインドさせていただきます」
または日本語表現への言い換えがおすすめです。
3. 「リマインドさせていただきます」の言い換え表現
「リマインドさせていただきます」は、場面に応じてさまざまな言い換えができます。
3-1. 改めてご連絡いたします
最も自然で幅広く使える表現です。
例文
明日の打ち合わせについて、改めてご連絡いたします。
上司や取引先へのメールにも適しています。
3-2. 念のためご連絡いたします
確認の意味を含めたい場合に使用します。
例文
念のため、明日の会議についてご連絡いたします。
相手に催促している印象を和らげられます。
3-3. 再度ご案内いたします
案内や通知をもう一度伝える場合に適しています。
例文
開催日時について、再度ご案内いたします。
3-4. 改めて確認のご連絡をいたします
確認目的のリマインドに適しています。
例文
提出期限につきまして、改めて確認のご連絡をいたします。
3-5. ご確認いただけますと幸いです
相手に対応をお願いする場合に使います。
例文
お手数ですが、内容をご確認いただけますと幸いです。
4. 「リマインドさせていただきます」のビジネスメール例文
ここでは、実際に使えるメール例文を紹介します。
4-1. 会議予定を上司へリマインドするメール例文
件名:明日の会議について
お疲れさまです。
明日の会議につきまして、念のためご連絡いたします。
日時は〇月〇日〇時から、場所は〇〇会議室となっております。
ご確認のほどよろしくお願いいたします。
4-2. 提出期限を確認するメール例文
お疲れさまです。
資料の提出期限について、改めてご連絡いたします。
期限は〇月〇日となっておりますので、ご確認いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
4-3. 取引先へのメール例文
いつもお世話になっております。
先日ご案内いたしました件につきまして、念のため再度ご連絡いたします。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどお願いいたします。
4-4. 対応依頼を確認するメール例文
お疲れさまです。
以前お願いしておりました件について、確認のためご連絡いたしました。
ご対応状況についてお知らせいただけますと幸いです。
5. 「リマインドさせていただきます」を上司へのメールで使うポイント
上司へのメールでは、相手への配慮を表現することが重要です。
5-1. 催促ではなく確認という表現にする
リマインドは便利な言葉ですが、使い方によっては「急かしている」と受け取られる可能性があります。
そのため、
・念のため
・確認のため
・改めて
などの言葉を加えると柔らかい印象になります。
例文
念のため、明日の予定について確認のご連絡をいたします。
5-2. クッション言葉を入れる
上司や目上の人には、いきなり要件を書くよりも配慮を示す表現を入れると丁寧です。
例文
お忙しいところ恐れ入りますが、確認のためご連絡いたします。
5-3. 簡潔に伝える
リマインドメールは確認が目的のため、長文にしすぎないことが大切です。
必要な情報だけを簡潔にまとめることで、相手の負担を減らせます。
6. 「リマインドさせていただきます」を使う際の注意点
便利な表現ですが、使用時には注意点があります。
6-1. 目上の人には表現を選ぶ
「リマインド」という言葉はビジネスで一般的になっていますが、相手によっては馴染みがない場合があります。
特に年配の上司や社外の重要な相手には、
「改めてご連絡いたします」
などの日本語表現が無難です。
6-2. 「リマインドしてください」は避ける
相手に依頼する場合、
「リマインドしてください」
という表現は直接的です。
代わりに、
・ご確認いただけますでしょうか
・ご対応いただけますと幸いです
などを使用すると丁寧です。
6-3. 何度も送らない
リマインドは相手を助けるための連絡ですが、頻繁に送ると催促の印象になります。
送信するタイミングや回数には注意しましょう。
7. 「リマインドさせていただきます」の言い換えを場面別に紹介
状況に応じて適切な表現を選びましょう。
7-1. 上司へのメールの場合
おすすめ表現
・念のためご連絡いたします
・改めて確認のご連絡をいたします
・再度共有させていただきます
7-2. 取引先へのメールの場合
おすすめ表現
・改めてご案内申し上げます
・確認のためご連絡いたします
・再度ご連絡いたします
7-3. 社内メールの場合
おすすめ表現
・リマインドいたします
・再度共有いたします
・確認をお願いいたします
8. まとめ
「リマインドさせていただきます」は、予定や依頼事項などを相手に再確認してもらうための丁寧な表現です。
ビジネスでは便利な言葉ですが、上司や取引先など目上の相手には、状況に応じて以下のような言い換えを使うと、より自然で丁寧になります。
・改めてご連絡いたします
・念のためご連絡いたします
・再度ご案内いたします
・確認のためご連絡いたします
・改めて共有させていただきます
特に上司へのメールでは、催促ではなく確認の意味で伝えることが大切です。
「リマインドさせていただきます」の意味や使い方、言い換え表現を理解し、相手に配慮したビジネスメールを作成しましょう。
