インスタグラムのフィード投稿とは?規定のサイズやリール動画との違いを解説します

インスタグラムで投稿するときに主要となる「フィード投稿」。
このフィードの理解を深めることで、より多くの方に投稿を見てもらえるようになります。
この記事では、インスタのフィード投稿についてご紹介します。

規定サイズや、よく似たリール動画との違い、そしておしゃれにするためのポイントやフィード投稿を伸ばすコツなども併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

インスタグラムのフィード投稿とは


「インスタグラムは知っているけど、フィード投稿は聞いたことない!」という方もいるのではないでしょうか。
公式によると、インスタグラムのフィードとは、写真や動画をシェアして、コミュニティとつながって好きなものを探す場所です。
要するに、写真や動画・いいね!欄などがある最初に目にする画面を指します。
他のSNSサイトでは、「X(旧:Twitter)」や「Facebook」などのタイムライン画面が、この「フィード」に相当し、このフィード画面に画像や動画を投稿することを「フィード投稿」と呼ぶのです。

インスタグラムのフィード投稿の規定のサイズは?


インスタグラムにフィード投稿したいけど、画像サイズが勝手に変わってしまった経験は誰しも一度はあると思います。
インスタグラムに投稿するときの規定のサイズについて、以下で細かくまとめています。

アスペクト比とは、画像の縦横比のことです。
この比率の範囲外になる場合、勝手に画像がトリミングされてしまいます。

また、規定サイズ(推奨解像度)のピクセル以下の場合、画像が拡大されるため、画像が粗くなります。
(※インスタグラムは幅500ピクセルから使用可能であるため、上記推奨サイズではなく、500ピクセルから1350ピクセルまでは、そのままの解像度で投稿できます。)

スマホやカメラで撮った写真や動画をインスタグラムで投稿したいと思っている方でも、
上記サイズに変換すれば、解像度を変えずに投稿することができます。

インスタグラムのリール動画とは

インスタグラムのリール動画とは、2020年8月5日に導入された機能で、15秒~最大90秒で短い動画を制作して投稿できる機能です。
特徴としては、フォロワー以外にも表示される点や、足跡機能がない点が挙げられます。

また、なんといっても、動画ソフトを使わずに、簡単な操作で動画を作ることができる点が特徴的です。動画をつなげることはもちろん、静止画を組み合わせて一つの動画にすることもできます。
最近では、お店を探したり、ファッションコーデの参考にしたり、旅行先を決めたり…など、情報入手としてリール動画を使用する人も多いそうです。

動画編集・初心者さんでも、まずはリール作成から始めてみてはいかがでしょうか。

▼リール作成とおすすめアプリについてもっと知りたい方はこちらから▼

インスタグラムのフィード投稿の動画とリール動画の違いは?

どんな違いがあるの?

インスタグラムのフィードに投稿できる動画とリール動画には、そもそもどんな違いがあるのでしょうか。


※裏技として、リール動画で60分以上の動画を投稿できる方法もあります。

注意点としては、フィード投稿で、長い動画を選択すると、途中でリールになってしまう可能性があります。しかし、PC版インスタグラムから投稿すると、リールになることはないそうです。

どうやって使い分けたらいいの?

それぞれの特徴を理解が深まったところで、どのように使い分けたらよいのか疑問に思うのではないでしょうか。

フィード投稿は、一度に複数の画像や動画を投稿できるという特徴があります。
一方、リール投稿では、短くキャッチ―な投稿が人気を集めています。
要するに、リール投稿で、フォロワー外にも含め多くの人に拡散して、フィード投稿で、興味を持った人に詳しく情報を提供するようなイメージです。

そのため、リール投稿では、誰でも興味を持つようなコンテンツで、ぱっと目をひくようなものであると効果的だと言えます。トレンドを抑えていたり、続きが気になるストーリー性があったりするとよいでしょう。

一方、フィード投稿では、せっかく興味を持った人をいかに長く滞在させるかが大切です。また、一人でも多くのファンを獲得できるような、ブランド力もアピールする必要があります。より美しい写真や動画であったり、購入したい・真似したいと思えるようなおしゃれさがあったりするとよいでしょう。

ビジネス用として、趣味用として、どんなフィード投稿をしている方でも、注目を集めるためには、それぞれの用途や目的に合わせて、使い分けることが大切です。

おしゃれなフィード投稿にするためには?


おしゃれなフィード投稿にするためには、いくつかのポイントがあります。

インスタグラムのおしゃれなフィード投稿のポイントは?

おしゃれなフィード投稿のトレンドは、「統一感」です。

カラーパレットやフィルターなどを用いることで、一瞬でおしゃれな投稿にすることができます。
また、一つの投稿に注目するのではなく、全ての投稿に統一感を持たせることが重要です。
全体的にフィードを見た際に、気になる投稿をタップしてもらうために、この「統一感」が必要となります。

また、サイズにも注目しましょう。

上述しましたが、投稿のアスペクト比(画像の縦横比)に注意して、これから投稿するものだけでなく、これまで投稿したものも見直してみましょう。

少しだけ、白い余白を枠のようにして統一感を持たせるのか…、フィードに写真と文字の画像を交互になるようにして統一感を持たせるのか…など、一度フィード欄のコンセプトを決めてみてはいかがでしょうか。

▼インスタグラムのおしゃれなキャプション(説明文)についてもっと知りたい方はこちらから▼

どんなアプリを使えばいいの?

おしゃれなフィード投稿を目指すためには、アプリなどを活用して、「編集や加工」が必要不可欠です。

Picsart

「Picsart(ピクスアート)」はインスタグラムを加工するためのすべての要素が詰まったアプリです。
フィルターやステッカー、エフェクトなど、初心者さんでも簡単に編集することができます。ただおしゃれなのではなく、自分にしかできない投稿も目指せます。

Canva

「Canva(キャンバ)」はテンプレートが非常に豊富で、無料で簡単に始めることができるアプリです。
操作方法もシンプルで、デザインを一から考えることなくスムーズに始めることができます。

▼Canva Pro(有料版)についてもっと知りたい方はこちらから▼

皆さんも、サイズがぐちゃぐちゃで、色も統一感がないフィードより、サイズも整っていて、統一感のあるフィードもっと見たくなるのではないでしょうか。
上記のアプリなどを活用して、おしゃれなフィード投稿を目指してみませんか。

インスタグラムのフィード投稿時に意識すべき「保存率」とは

フィード投稿などで「バズる」投稿をしたい時には「保存率」を意識しましょう。
インスタグラムでは、ユーザーは後から見返したいと思った投稿に対してブックマークアイコンの保存ボタンを押せます。
この保存ボタンが押された回数を「保存数」と呼び、その投稿がリーチした人のうちどれくらいの人に保存されたのかを表す数値を「保存率」と呼びます。

保存率を伸ばすメリット

インスタグラムのアルゴリズムでは、投稿が保存されると「その投稿がどのようなユーザーの好みに合うのか」というデータが蓄積されていき、他の似た好みをもつユーザーの発見タブにも表示されやすくなります。
発見タブに載ることでフォロワー外の人にも投稿を見てもらえるため、さらに多くの人にリーチするようになります。
そしてさらに保存数が増えるとまた多くの人の発見タブに載りリーチが増えるという好循環、所謂「バズる」状態になるのです。

インスタフィード投稿の保存率の見方

保存数や保存率はインサイトから分析することができます。
以下でそれぞれの確認方法を見ていきます。

保存数の見方

各フィード投稿のインサイトは、投稿の左下に表示される「インサイトを見る」をタップすると表示されます。
ここでは保存数の他にいいね!やコメント、リーチ数も見ることができます。

保存率の求め方

各投稿の保存率は高いほどバズりやすくなるため、この数値を上げることを意識しましょう。
保存率は以下の計算式で算出できます。

保存率(%)=保存数÷リーチしたアカウント×100

保存率が高ければ、ターゲットに対して適切な投稿ができていることを表す指標にもなります。現状の良い投稿を続けていけば、より多くのユーザーにリーチし、ファンも増やしていけるでしょう。

しかし、保存率が低い場合にはターゲットや投稿内容の見直しや分析が必要となります。
具体的な目安としては、3%以上が非常に良好、1~2%以下が平均ほどであるため投稿内容の見直しが必要となります。

投稿をバズらせるためには、リーチ数という量だけを追い求めるのではなく、自身の投稿を気に入って保存してくれるターゲットに適切にアプローチするという質がより重要になってくるため、保存率を意識したうえで正しくフィード投稿を行うことが大切です。

インスタフィード投稿の保存数を増やすコツ

インスタグラムのフィード投稿においては保存率を伸ばすことが重要であることを前項で解説しましたが、具体的にはどのようにアプローチすれば保存数・保存率を伸ばせるのでしょうか。
下記にて意識すべきポイントをまとめました。

①保存したくなるフィード投稿をする

インスタグラムのフィード投稿においては、ユーザーが主会わず保存したくなる投稿を心がけることが重要です。
ユーザーは主に「後から見返して活用したい情報」や「何度も見返したくなる情報」を保存します。
たとえば、前者であれば「収納に役立つグッズ情報」「簡単レシピ情報」などが、後者であれば「可愛らしいペット動画」「アーティストの作品」などが当てはまるでしょう。

自分がターゲットとするユーザーの気持ちを考えながらそれに合わせた投稿を作ることを意識しましょう。

②投稿内で保存を促す

インスタは多機能である分、保存ボタンの存在を知らない人や知っていても使わない人、保存をついつい忘れてしまう人などもいます。
フィード投稿内で最後のページやキャプションに「保存してね」「後で見返したい人がこのアイコンをタップ」などと書くことで保存してもらえる可能性が高まるため、ぜひ試してみてください。

【まとめ】インスタグラムのフィード投稿を使いこなして、注目を集める投稿を目指そう!

いかがでしたでしょうか。
この記事では、インスタグラムのフィードについてご紹介しました。
インスタグラムのフィードでは、写真だけでなく動画の投稿も簡単にできてしまいます。
目的や用途をしっかりと理解して、上手に使い分けることが必要です。
ぜひフィードを使いこなして、ユーザーの注目を集めるような、おしゃれな投稿を目指しましょう!

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