ビジネスメールやレポート、論文で文章をつなぐ際によく使われる「そして」は、カジュアルに見えることがあります。フォーマルな文章では言い換えが必要です。本記事では「そして」のビジネスメールでの適切な言い換えや、レポート・論文で使える表現を例文付きで解説します。文章をより丁寧で読みやすくするコツも紹介します。

1. 「そして」の意味とビジネスメールでの使い方

1-1. 「そして」の基本的な意味

「そして」は、文章や話の内容を順序よくつなぐ役割を持つ接続詞です。「それから」「次に」「加えて」といった意味を持ち、口語では自然に使われますが、ビジネスメールや公式文書ではカジュアルに聞こえることがあります。

1-2. ビジネスメールで使う際の注意点

・文章がくだけすぎる印象になる ・論理的な文章構成には「そして」よりもフォーマルな接続詞が好ましい ・目上や社外の方には、丁寧な言い換え表現を用いる

2. ビジネスメールでの「そして」の言い換え

2-1. フォーマルな接続詞で言い換える

・そのうえ ・加えて ・さらに ・続いて ・次に
例文:
「資料を確認しました。そして、修正点を共有いたします。」
→「資料を確認いたしました。加えて、修正点を共有いたします。」
「会議で報告しました。そして、次回の議題についても触れました。」
→「会議で報告いたしました。さらに、次回の議題についても触れました。」

2-2. 「そして」を避けた文章の工夫

文章を2つに分けたり、文章の冒頭を変えることで「そして」を使わずに自然なつなぎが可能です。
例文:
「レポートを送付しました。そして、修正案をご確認ください。」
→「レポートを送付いたしました。修正案につきましてもご確認ください。」

3. 「そして」のレポート・論文での言い換え

3-1. 学術的に適した接続詞

・さらに ・加えて ・また ・その結果 ・次に
レポートや論文では、口語的な「そして」は避け、論理的な接続詞を用いることが推奨されます。

3-2. 具体例

・「実験を行った。そして、結果を分析した。」 →「実験を行った。加えて、結果を分析した。」 ・「調査を実施しました。そして、問題点を整理しました。」 →「調査を実施した。さらに、問題点を整理した。」

3-3. 文章の流れを意識した使い方

論文では「そして」を単に文章のつなぎに使うのではなく、因果関係や追加情報を示す接続詞に置き換えることで、読み手に論理が伝わりやすくなります。

4. 「そして」を使わずに文章を滑らかにつなぐコツ

4-1. 文の冒頭を変える

・「~のうえ、」 ・「~に加え、」 ・「~についても、」
例文:
「資料をご確認ください。そして、ご意見をお聞かせください。」
→「資料をご確認のうえ、ご意見をお聞かせください。」

4-2. 箇条書きや番号付きリストで整理する

文章を箇条書きにすると、無理に「そして」を入れずとも情報を順序立てて伝えられます。

4-3. 因果関係を明示する接続詞を使う

・そのため ・したがって ・よって これらを使うと「そして」を避けつつ、文章の論理性を高められます。

5. 状況別の言い換え例

5-1. 社内メールでの言い換え

・さらに ・加えて ・続いて
例文:
「会議資料を共有しました。そして、議題についてご確認ください。」
→「会議資料を共有いたしました。さらに、議題についてご確認ください。」

5-2. 社外・目上へのメールでの言い換え

・加えて ・そのうえ ・併せて
例文:
「報告書を送付いたしました。そして、次回の予定についてもお知らせいたします。」
→「報告書を送付いたしました。加えて、次回の予定についてもお知らせいたします。」

5-3. レポート・論文での言い換え

・さらに ・加えて ・また ・次に ・その結果

6. よくある質問(FAQ)

6-1. Q: ビジネスメールで「そして」は完全に使わない方がよいですか?

A: 場合によりますが、社外や目上の方には「加えて」「さらに」などフォーマルな言い換えを使うほうが無難です。

6-2. Q: レポートで「そして」を使うとどうなりますか?

A: 口語的で論理性が弱く見えるため、「さらに」「加えて」「その結果」などに置き換えることが推奨されます。

6-3. Q: 「そして」を使わずに文をつなぐ方法は?

A: 文頭の接続詞を変える、箇条書きにする、因果関係を示す接続詞を使うと自然につながります。

7. まとめ:「そして」のビジネスメール・レポート・論文での言い換え

7-1. ビジネスメールでの言い換え

・社内:さらに/加えて/続いて ・社外・目上:加えて/そのうえ/併せて

7-2. レポート・論文での言い換え

・さらに/加えて/また/次に/その結果

7-3. 「そして」を使わずに文章を滑らかにするコツ

・文頭を変えて接続詞を工夫する ・箇条書きや番号リストで情報を整理する ・因果関係を示す接続詞を使う
「そして」を適切に言い換えることで、ビジネスメールやレポート、論文の文章がよりフォーマルで論理的になります。状況や文章の目的に応じて最適な表現を選び、読みやすい文章を心がけましょう。

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