「アグリー」という言葉は日本語で「醜い」を意味する「ugly」と混同されやすいですが、英語の「agree(アグリー)」は「賛成する」「同意する」という全く異なる意味の動詞です。本記事では「agree」の意味や使い方、表現例、関連フレーズを詳しく解説します。
1. Agreeの基本的な意味とは
「agree」は英語で「賛成する」「同意する」を意味する動詞です。相手の意見や提案に対して「同じ考えだ」「賛成だ」という意思を示す際に使われます。
1-1. 意見や提案への賛同を表す
例えば、会話で誰かの意見に賛成するときは「I agree.」と簡単に言うことができます。
1-2. 契約や条件などの合意を示す
ビジネスシーンでは「agree on」や「agree to」を使い、契約や条件に合意する意味を持ちます。
2. Agreeの使い方と例文
実際の会話や文章でどのように使われるのか、例文を見て理解しましょう。
2-1. 基本的な同意表現
I agree with you.(私はあなたに賛成です。)
Do you agree?(あなたは賛成ですか?)
2-2. 合意や契約を示す使い方
They agreed on the terms.(彼らは条件に合意した。)
We agreed to meet at noon.(私たちは正午に会うことに同意した。)
2-3. 否定形での使い方
I don’t agree with that idea.(私はその考えには賛成しません。)
She disagreed with the proposal.(彼女は提案に反対した。)
3. Agreeに関連するフレーズと使い分け
英語には「agree」を使った様々な表現があり、シーンに応じて使い分けが必要です。
3-1. Agree with と Agree to の違い
Agree with は「意見や人に賛成する」時に使います。
Agree to は「提案や条件、計画などに同意する」時に使います。
3-2. Agree on の使い方
「agree on」は複数の人が特定の事項について合意に達する時に使います。
例:They agreed on the date for the meeting.(彼らは会議の日程について合意した。)
3-3. 強調表現
I totally agree with you.(私は完全にあなたに賛成です。)
We strongly agree on the decision.(私たちはその決定に強く賛成します。)
4. Agreeの使い方の注意点
「agree」は動詞なので、文法的に後に「with」「to」「on」などの前置詞が付くことが多い点に注意が必要です。
4-1. 前置詞の選択
間違いやすいのは「agree to」と「agree with」の使い分けです。意見には「agree with」、提案や契約などには「agree to」を使います。
4-2. 相手の意見に対して
相手の人や意見そのものに賛成する時は「agree with」を用います。
4-3. 条件や約束に対して
条件、約束、提案に対して賛成する時は「agree to」を用います。
5. Agreeを使った日常会話例
ここでは「agree」を使った自然な会話例を紹介します。
5-1. 友人との会話
A: I think we should start early tomorrow.
B: I agree. Starting early is better.
5-2. 職場での意見交換
Manager: Do you agree with the new policy?
Employee: Yes, I agree. It will improve efficiency.
5-3. 条件の合意
Partner A: Can we agree on the delivery date?
Partner B: Yes, we agree on June 15th.
6. Agreeの対義語と反対表現
「agree」の反対語は「disagree(意見が合わない、反対する)」です。否定的な意見や反論を示す際に使います。
6-1. Disagreeの基本的意味
I disagree with your point.(私はあなたの意見に賛成できません。)
6-2. 丁寧な反対表現
I’m afraid I don’t agree.(申し訳ありませんが賛成できません。)
6-3. 意見の相違を尊重する表現
We may disagree on this issue, but that’s okay.(この問題については意見が合わないかもしれませんが、それで構いません。)
7. まとめ
「agree」は「賛成する」「同意する」という意味の英語の基本動詞であり、日常会話やビジネスの場面で非常によく使われます。前置詞の使い分けや否定形の表現を覚えることで、より正確で自然な英語表現が可能になります。この記事を参考に「agree」の使い方をマスターしましょう。