インスタグラムを使っていると、まったく面識のないアカウントからフォローリクエストが届くことがあります。「なぜ?」と疑問に思う人も多いでしょう。本記事では、知らない人からのフォローリクエストが増える理由や、その対策についてわかりやすく解説します。

1. 知らない人からインスタのフォローリクエストがよく来る理由

インスタグラムでは、非公開アカウント(鍵アカ)に対してフォローしたい場合、まず「フォローリクエスト」を送る必要があります。そのため、フォローリクエストが多く届くということは、あなたのアカウントが何らかの形で目に留まっている可能性があります。

1.1 ハッシュタグや人気投稿で見つかる

投稿に使ったハッシュタグが人気のものであったり、写真や動画が一時的に「おすすめ」欄に表示されることで、知らないユーザーの目に触れる機会が増えます。その結果、フォローリクエストが送られることがあります。

1.2 フォロワーのつながりをたどってくる

あなたのフォロワーが他のユーザーとつながっている場合、そのつながりをたどってあなたのアカウントを発見することもあります。とくに「共通のフォロワー」がいると、興味を持ってリクエストを送ってくることがあります。

1.3 スパムアカウントやボットによる自動フォロー

近年増えているのが、スパムアカウントやボットによる自動的なフォローリクエストです。ビジネス勧誘や詐欺行為を目的としたアカウントが、自動化されたツールで無差別にリクエストを送っているケースが見られます。

1.4 外部サイトやアプリに情報が連携されている

他のSNSやアプリとインスタアカウントを連携していると、そこからユーザー情報が流れて、知らない人からリクエストが来ることもあります。特に電話帳連携をオンにしている場合、相手側がこちらの連絡先を知っていれば通知が表示されることもあります。

2. インスタで知らない人からのフォローリクエストは無視しても大丈夫?

2.1 基本的には無視して問題なし

知らない人からのフォローリクエストは、無理に承認する必要はありません。自分のプライバシーや安全を守るためにも、不審なアカウントや興味のないユーザーは無視するのがベストです。

2.2 不審なアカウントはブロック・報告も検討

明らかにスパム目的や不快なプロフィールを持つアカウントであれば、単にリクエストを拒否するだけでなく、ブロックまたは報告機能を活用しましょう。ブロックすると、相手はこちらのプロフィールを見ることも、リクエストを再送することもできなくなります。

2.3 相手に通知は行かない

フォローリクエストを拒否したとしても、相手に通知が届くことはありません。そのため、気にせずスルーすることができます。

3. インスタのフォローリクエストを減らすための対策

3.1 アカウントを非公開にする

最も効果的な方法は、アカウントを「非公開」に設定することです。非公開アカウントにすると、自分が承認しない限り誰もフォローできなくなります。

設定方法:

プロフィール画面右上の三本線をタップ

「設定とプライバシー」を選択

「アカウントのプライバシー」→「非公開アカウント」をオンにする

3.2 電話帳やFacebookとの連携をオフにする

「知り合いかも」と表示される機能を通じてリクエストが来るのを避けたい場合は、電話帳やFacebookとの連携をオフにしましょう。

設定 > アカウントセンター > 接続済みの体験 > 連絡先の同期 をオフにする

3.3 ハッシュタグや位置情報の使用を控える

広く公開されやすいハッシュタグや位置情報は、リーチを広げる一方で、スパムアカウントにも見つかりやすくなります。必要のない投稿では、これらを控えることで露出を減らすことができます。

3.4 ストーリーを「親しい友達」のみに公開

ストーリーは多くの人の目に触れるため、知らない人からの関心を引きやすい部分です。設定で「親しい友達」リストを作成し、その人たちのみに公開することで、不要なアクセスを減らせます。

3.5 プロフィール情報を最小限にする

魅力的すぎるプロフィールや目立つ自己紹介文、ビジネスリンクなどがあると、興味本位のリクエストが増えることがあります。フォロワーを増やす目的がない場合は、必要最低限の情報に抑えると効果的です。

4. 【まとめ】インスタのフォローリクエストを管理しよう

インスタグラムで知らない人からフォローリクエストが届く理由はさまざまですが、自分のアカウントの見せ方や設定次第でコントロールが可能です。とくにプライバシーや安全性を重視したい場合は、アカウントを非公開にしたり、不要な連携をオフにすることが有効です。

知らない人からのリクエストは、すべて対応しなければならないわけではありません。自分の安心感や目的に合わせて、賢くフォローリクエストを管理しましょう。

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