【例文付き】面接日程のメールの書き方|採用担当者・応募者向け

面接の日程をメールで連絡する際、適切な言葉遣いやフォーマットが求められます。本記事では、採用担当者と応募者それぞれの視点から、面接日程の調整・確定メールの書き方を詳しく解説します。例文も用意しているので、そのまま使うことも可能です。正しいマナーで好印象を与えるメールを作成しましょう。

1. 面接日程のメールとは?

面接日程のメールは、企業と応募者がスムーズに面接を実施するための重要なコミュニケーションツールです。採用担当者と応募者のどちらが送る場合でも、ビジネスマナーを守り、明確かつ簡潔な内容を心がける必要があります。

2. 面接日程メールの基本構成

面接日程を伝えるメールには、いくつかの重要な要素が含まれます。以下に基本的な構成を紹介します。

2.1 件名

件名はメールの内容が一目でわかるようにします。例えば、「【面接日程のご案内】〇〇株式会社 採用担当より」のように具体的に記載します。

2.2 宛名

採用担当者が送る場合は「〇〇様」、応募者が送る場合は「株式会社〇〇 採用担当 〇〇様」のように書きます。

2.3 挨拶・自己紹介

最初に簡単な挨拶と自己紹介を入れます。「お世話になっております。〇〇株式会社の採用担当、〇〇です。」のように書きましょう。

2.4 面接日程の提示

面接の候補日時を具体的に提示します。候補日を複数提示するのが一般的です。

2.5 面接場所・方法

対面の場合は住所、オンライン面接の場合はツール名(Zoom、Google Meet など)とURLを記載します。

2.6 返信依頼

「ご都合の良い日程をお知らせください。」と返信を促します。

2.7 結びの挨拶

「お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。」などの一言を添えます。

3. 【採用担当者向け】面接日程調整メールの例文

採用担当者が応募者に面接日程を連絡する際のメール例文を紹介します。

3.1 面接候補日を提示する場合

件名:【面接日程のご案内】〇〇株式会社 採用担当より
本文:
お世話になっております。
〇〇株式会社 採用担当の〇〇です。
この度は弊社の求人にご応募いただき、誠にありがとうございます。

以下の候補日時で面接を実施したく存じます。ご都合の良い日時をお知らせください。

- 〇月〇日(〇)〇:〇〇〜〇:〇〇
- 〇月〇日(〇)〇:〇〇〜〇:〇〇
- 〇月〇日(〇)〇:〇〇〜〇:〇〇

面接はオンライン(Zoom)で実施予定です。URLは日程確定後にお送りします。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

4. 【応募者向け】面接日程確認・返信メールの例文

応募者が面接日程の案内を受けた際の返信メール例を紹介します。

4.1 面接日程を承諾する場合

件名:【面接日程のご確認】〇〇 〇〇
本文:
〇〇株式会社
採用担当 〇〇様

お世話になっております。
この度は面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。
ご提示いただいた日程の中で、以下の日程での面接を希望いたします。

- 〇月〇日(〇)〇:〇〇〜

当日は何卒よろしくお願いいたします。

4.2 別の候補日を希望する場合

件名:【面接日程のご相談】〇〇 〇〇
本文:
〇〇株式会社
採用担当 〇〇様

お世話になっております。
この度は面接日程のご案内をいただき、誠にありがとうございます。
ご提示いただいた日程の中で都合がつかず、恐縮ですが、以下の日程で調整可能でしょうか。

- 〇月〇日(〇)〇:〇〇〜〇:〇〇
- 〇月〇日(〇)〇:〇〇〜〇:〇〇

お手数をおかけしますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

5. 面接日程メールのポイントと注意点

面接日程をメールでやりとりする際に、注意すべきポイントを紹介します。

5.1 明確で簡潔な表現を心がける

メールは読みやすさが重要です。長文になりすぎず、簡潔に伝えましょう。

5.2 誤字脱字をチェックする

ビジネスメールでは、誤字脱字があると印象が悪くなります。送信前に見直しましょう。

5.3 返信期限を設ける

採用担当者は、面接日程を確定しやすいように「〇月〇日までにご返信をお願いいたします」と期限を設定しましょう。

6. まとめ

面接日程のメールは、採用担当者・応募者ともに重要なビジネスマナーの一つです。適切な言葉遣いで、スムーズなやりとりを心がけましょう。本記事の例文を参考に、実際のメール作成に役立ててください。


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