ビジネスメールやレポート、論文で「一緒に」という言葉を使う機会は多いですが、カジュアルすぎる印象を与えることがあります。特に目上の人や社外の関係者に送る文章では、適切な言い換えや表現方法を知ることが重要です。本記事では、一緒に の意味や使い方、ビジネスメールでの言い換え例、レポート・論文での表現方法を具体例とともに解説します。

1・「一緒に」の意味とビジネスメールでの使い方

1・1・「一緒に」の基本的な意味

一緒に とは、複数の人が同じ行動や作業を同時に行うことを指す言葉です。日常会話では「一緒に行こう」などの形で使われますが、ビジネス文書では相手との協働や連携を丁寧に表現することが求められます。

1・2・ビジネスメールでの注意点

ビジネスメールで「一緒に」を使用する場合、単に「一緒にやりましょう」と書くとカジュアルすぎる印象になります。特に上司や社外の取引先に送る場合は、より丁寧で具体的な言い換えを検討することが必要です。

2・ビジネスメールで使える「一緒に」の言い換え

2・1・協力・共同作業を示す表現

一緒に をビジネスメールで表現する場合、協力や共同作業を意識した言い換えが適しています。
・ご一緒に対応する
・共に進める
・ご協力いただきながら進める
・共同で取り組む
例:
「このプロジェクトを一緒に進めましょう」
→「このプロジェクトを共に進めさせていただきたく存じます」
→「このプロジェクトを共同で取り組ませていただければ幸いです」

2・2・柔らかく丁寧にする言い換え

カジュアルな印象を避けたい場合は、より丁寧な表現に置き換えます。
・ご一緒に検討させていただく
・ご協力のもと進行させていただく
・連携して対応させていただく
例:
「資料作成を一緒に行います」
→「資料作成をご一緒に検討させていただければ幸いです」

3・「一緒に」をレポートや論文で表現する方法

3・1・共同作業や研究の文脈での使い方

レポートや論文では、口語的な「一緒に」は避け、共同研究や協力のニュアンスを表現するのが適切です。
・共同で実施した
・協力のもと進めた
・共に分析した
・共同研究として取り組んだ
例:
「学生と一緒に調査を行った」
→「学生と共同で調査を実施した」
→「学生の協力のもと、調査を進めた」

3・2・文章を正式に整えるポイント

論文やレポートでは、文章を客観的かつフォーマルに整えることが重要です。「一緒に」の代わりに、「共同で」「協力のもと」「連携して」などの表現を使用することで、専門的かつ丁寧な文章になります。

4・ビジネスメールでの「一緒に」活用例

4・1・社内向け例文

件名:資料作成の進め方について
本文:
お疲れ様です。
次回会議に向けた資料作成について、ご一緒に検討させていただければ幸いです。お時間のある際にご確認のほどよろしくお願いいたします。

4・2・社外向け例文

件名:プロジェクト進行に関するご連携のお願い
本文:
平素より大変お世話になっております。
本プロジェクトにつきまして、貴社と連携して進めさせていただきたく存じます。お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。

5・「一緒に」を使った丁寧な依頼表現

5・1・協力依頼の言い回し

一緒に を使う際、相手への依頼や協力の意味を含めると、より丁寧で前向きな印象を与えられます。
・ご協力のもと取り組ませていただければ幸いです
・共に進めさせていただければと存じます
・ご一緒に対応いただけますと幸いです

5・2・メールでの柔らかい表現

クッション言葉や感謝の表現を添えることで、文章が柔らかくなります。
例:
「恐れ入りますが、ご一緒に確認いただけますと幸いです」
「お忙しいところ恐縮ですが、共に進めさせていただければと存じます」

6・レポート・論文での表現例

6・1・共同研究・調査での例文

「本研究では学生と一緒にデータ収集を行った」 →「本研究では学生と共同でデータ収集を実施した」 →「学生の協力のもとデータ収集を進めた」

6・2・文章を整えた正式表現

「この課題を一緒に分析した」 →「本課題について、共同で分析を行った」 →「本課題は協力のもと分析を進めた」

7・ビジネスメール・レポートで「一緒に」を使う際の注意点

7・1・口語的な印象を避ける

ビジネスメールやレポートで「一緒に」を使うと、口語的でカジュアルに見える場合があります。必ず文脈に応じて丁寧語や形式的表現に置き換えることが重要です。

7・2・協力・連携のニュアンスを明確にする

単に「一緒に」と書くよりも、「共同で」「連携して」「協力のもと」など、具体的な行動や責任を示す言葉に置き換えると文章が明確になります。

8・まとめ・「一緒に」を適切に言い換えて印象の良い文章に

一緒に は日常会話では便利な表現ですが、ビジネスメールやレポート、論文ではカジュアルに見えやすいため、適切な言い換えが必要です。ビジネスメールでは「ご一緒に対応する」「共に進める」、レポートや論文では「共同で取り組む」「協力のもと実施した」と表現することで、文章が丁寧で読みやすくなります。文章全体を整え、相手に協力や連携の意図を明確に伝えることで、信頼されるコミュニケーションを実現できます。

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