
地方商社のDX化支援・大規模ECサイト設計実績
卸売業の歴史と地域社会への貢献
収益構造の把握と課題の特定
近年D2Cと呼ばれる小売業の新しい業態が注目されています。これは本来的には、メーカーなどの生産者が消費者に直接商品を販売するビジネスを指しますが、一般的には商品の企画とSNSによる顧客の獲得に重点を置いたEC事業者のような意味合いで使われることが多くなっています。
このようなEC事業の粗利率は例えばアパレルなどでは一般的には40%ほどが相場と言われていますが、伝統的な卸業者では20~25%ほどであることが多いようです。
その一方で、伝統的な卸業者では長年に渡って築き上げてきた販促網が強く、新興のEC事業者のように大量の広告出稿に依存しない継続的なB to Bの取引が安定した収益源となっているのが強みと言えるでしょう。