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訪日外国人向けインバウンドマーケティング:調査から実装まで

今回の記事では、インバウンドマーケティング、その中でも特に訪日外国人に向けて行うSEOについてご説明します。基本的なSEOから具体的なリサーチ内容、そして実装までをご紹介します。よりマーケティングの対象層を広げたいという方はぜひ、参考にしてみてください。

SEOとは

SEOとはSearch Engine Optimizationを省略したものです。これは検索エンジン最適化と呼ばれていて、Googleなどの検索エンジンがユーザーの意図を把握して、最適な結果を表示するためのプロセスのこと。検索エンジンは頻繁にアップデートされています。インターネット上に様々な情報が溢れている現代、適切なSEO対策を行って自社サイトをより検索上位に表示させることが重要です。

インバウンドマーケティングとは

インバウンドマーケティングには2つの意味があります。1つ目が検索エンジンやソーシャルメディアを通して顧客に”見つけてもらう”マーケティング手法のこと。HubSpot社のCEOである、Brian Halligan氏らによって名付けられました。そして2つ目が、訪日外国人向けという意味でのインバウンドマーケティング。後者の場合には、多言語対応など様々な取り組みが必要になります。この記事では、訪日外国人向けのインバウンドマーケティングについてご紹介します。

海外企業向けインバウンドマーケティング方法

海外企業向けインバウンドマーケティングは、主にリサーチとコンテンツ作成、そして実装の3つに分けることができます。

1:リサーチ

1つ目はリサーチ。具体的には、市場やキーワード、現地の文化的背景や競合、法的規制などの調査です。これらを把握することで、顧客から信頼されるコンテンツを作成することができます。

市場調査

過去から現時点、さらに将来において、アピールしようとしている商材が特定の市場でどのように評価されているかを知るための調査です。

キーワード

商材に関連した、地域でよく使われている単語やキーワードなどを知る必要があります。特にアジア地域においては、同じ国でも異なる言語や文化が存在する場合があります。目的の地域にあったキーワードが必要不可欠です。

現地の文化

文化についてのリサーチも重要。目的とする地域について文化的な背景を知ることで、どのように商材をアピールすればいいかを知ることができます。また不適切な表現や誤解を避けることもできます。さらに地域によってメインの検索ドメインが異なるため、事前調査は欠かせません。

法的規制

法的規制やルールを把握することも必須です。データの扱いや広告、著作権などの規制がある場合があります。

競合

競合調査は、自社製品の差別化やポジショニングを可能にするだけではありません。キーワード戦略やコンテンツ内容をより現地の人にわかりやすくするためにも欠かせない調査です。

2:コンテンツ作成

2つ目はコンテンツ作成。ここでは1のリサーチ結果を元にコンテンツを作成していきます。気を付けるべきポイントは、機械的な翻訳に頼りすぎないこと。検索エンジンは、コンテンツの質を重視しています。翻訳によって不自然な表現になってしまうと、読者によって読みにくいものとなってしまいます。また言葉を間違えることで、攻撃的な表現や誤解を招くような言い回しになっていないか確認する必要もあります。

3:実装

3つ目は実装です。具体的には以下を行う必要があります。

検索エンジンの選択

国によってメインの検索エンジンが異なります。例えば韓国であればNEVERだったり、中国であればBaidu(バイドゥ / 百度)だったりします。どの国を対象にするかによって、検索エンジンごとの対策を練る必要があります。

ホスティング

ホスティングとは、ウェブサイトやアプリケーションをインターネット上で公開するために必要なサーバーの提供アクセスのこと。国や地域によって異なるため、適切なホスティングを選択する必要があります。

言語ごとのURL作成

言語ごとに異なるURLを作成する必要があります。1つのサイトの内容を多言語で展開する場合、Cookieやブラウザで言語を設定する方法と、言語ごとに異なるURLを作成する方法の2つがあります。そのうち前者はGoogleにおいて推奨されていません。

適切なドメイン取得

ドメインとは、Webサイトがどこにあるかを判別するための情報。Googleはドメインによってコンテンツの地域や内容を判断しています。ドメインの種類は以下です。

国別コード トップレベル ドメイン名(ccTLD)
国や地域に割り当てられているドメインです。地域ターゲティングが明確ですが、高価で限られてた地域しかターゲットとして設定できません。

分野別トップレベルドメイン(gTLD)
.comなど用途や分野に合わせて誰でも登録できるドメインのこと。手軽で地域が限定されません。しかしその分地域を認識されない場合があります。

新ドメイン(新gTLD)
gTLDのうち、2012年以降に新たに創られたドメインのことです。

HTMLの設定

HTMLの設定を適切に行うことで、言語や地域を検索エンジンが認識することができます。ここでは、3つご紹介します。
1つ目はrel = alternateと入れること。これは同じURLで複数のサイトがあることを示します。多言語に対応した同じ内容のページがあることをGoogleに知らせ、コピーではないという証明になります。
2つ目がhreflangタグを使ってページの使用言語をGoogleに伝えるものです。
3つ目がhref。多言語のサイトを作成した場合、この後にページで用いられている言語や、対象としている地域の完全修飾URLを記入します。

エラーチェック

コンテンツを作成した後、スピードチェックやエラーが起きていないかの確認をする必要があります。特に普段使っていないサーバーを使用した場合など、エラーが起きる可能性もあり、結果として検索結果の上位に表示されなくなってしまいます。

まとめ

以上、今回の記事ではSEOを活用した訪日外国人向けのインバウンドマーケティングについてご説明しました。ぜひ参考にしてみてください。

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