D2Cファッション・アパレルブランドのインスタグラムアカウント活用事例10選

衣食住の「衣」に当たるアパレル業界は、その市場規模はなんと7兆円以上にも上ります(矢野経済研究所調べ)。また、近年D2C(Direct to Consumer)と呼ばれる新たなビジネスモデルが急速に拡大していますが、ファッション・アパレル領域でも成功を収めるD2Cブランドが次々誕生しています。そこでこの記事では、D2Cファッション・アパレルブランドのインスタグラムの活用事例をみんなでPR編集部が紹介していきます。

1. FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)


画像引用元: FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)
インスタグラムアカウント: @fabric_tokyo

D2Cファッション・アパレルブランドのInstagramアカウント活用事例として最初にご紹介するのは、FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)のアカウントです。

FABRIC TOKYOは、オーダーメイドスーツを手がけるアパレルブランド。
誰もが使えるインターネットを通して、中間業者を通さず顧客に直接販売することで、質が良くデザイン性の高いオーダースーツを低価格で販売することに成功しています。

斜陽産業とも言われるアパレル産業を、新しいアイデアとテクノロジーを駆使して変革し、洋服をもっと便利で楽しくかっこいい存在にしたいと、創業者の森さんは語っています。

≪FABRIC TOKYO≫Instagram活用事例

FABRIC TOKYOのInstagram活用事例として注目したいのは、UGCへの「いいね」、コメントへの返信です。

FABRIC TOKYOのアカウントでは、ユーザーからFABRIC TOKYOにタグ付けされた投稿に対し、積極的にいいねをしています。

自社の製品に対するUGCを発見した時、なんらかのリアクション(働きかけ)を行なっていますか?

意外と盲点なのですが、自社のアカウントにタグ付けされたUGCに対して、いいねやコメントなどの反応を示している企業は少ないです。

せっかく自社に対する好意的なUGCが生まれたのであれば、いいねやコメントなどで反応してみることをオススメします。
なぜなら企業からのリアクションに対し、好意的な反応を示すユーザーは多いからです。

ユーザーと直接コミュニケーションをとることで、機械的に見られがちな企業アカウントに親近感を感じさせる効果が期待できます。

もちろんいいねやコメントのしすぎはNGですが、好意的なUGCを見つけた場合には積極的にコミュニケーションをとりましょう。

また、FABRIC TOKYOはユーザーからのコメントにも丁寧に返信しています。

質問に対して長文で回答し、さらにDMでも詳細を連絡するというぬかりのなさです。

オーダーメイド製品を取り扱う場合、既製品とは異なったオーダーメイド製品ならではのユーザーの悩みや疑問があります。

そのユーザーの気持ちを考慮し、丁寧なフォローを行うことで、さらなる信頼感の向上やファンの獲得にも繋がっていくでしょう。

まとめ≪FABRIC TOKYO≫

今回はオーダーメイドスーツを手がけるFABRIC TOKYOの Instagram活用事例として、UGCへの「いいね」、コメントへの返信が重要であるとお伝えしました。

UGCに対して積極的にリアクションをとることで、ユーザーとの関係を構築でき、新たなファンの獲得にも繋がっていきます。

今までUGCに特に反応していなかったという場合は、FABRIC TOKYOの事例を参考に、ユーザーとコミュニケーションをとってみてくださいね。

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2. Allbirds(オールバーズ)


画像引用元: Allbirds(オールバーズ)
インスタグラムアカウント: @allbirdsjapan

Allbirdsは、元サッカー選手のティム・ブラウン氏と、バイオテクノロジーの専門家であるジョーイ・ズウィリンガー氏が共同で設立したスタートアップのスニーカーブランドです。

地球環境に配慮した天然素材を使うなど、"世界一快適でサステナブルなスニーカー"として、海外だけでなく日本でも注目を集めているブランドです。

≪Allbirds≫Instagram活用事例

AllbirdsのInstagram活用事例として注目したいのは、プロフィールの作り込みです。

All birdsの日本版アカウントのプロフィールには、まずブランド自体の説明と、各店舗の営業時間、サイトのURLから店舗の位置情報まで詳しく記載されています。

アカウントのプロフィールを詳細に作り込むことは、新規フォロワーの獲得や、ブランドイメージの向上に繋がります。

ブランドのコンセプトだけを記載しているプロフィールだと、どんなブランドか分かりづらかったり、とっつきにくい印象を感じたことはありませんか?

初めて企業のアカウントを訪れたユーザーにとって、プロフィールが作り込まれているか否かはアカウントのフォローを決定づける重要な要素となっています。

例えば、「このアカウントをフォローすることで、自分にはどのようなメリットがあるだろう?」「フォローしておけば、来店する時に便利かも」といったように、フォロワーに対してアカウントを詳しく知ってもらうことが重要です。

Allbirdsのプロフィールには各店舗の営業時間が記載されているため、ユーザーはわざわざ検索エンジンを使わなくても営業時間を確認できますよね。

このように、ユーザー目線になって「記載されていると便利な項目はなんだろう」「ブランドについて詳しく知ってもらうためには何を書くべきか」などを考えてプロフィールを作ることがマストといえるでしょう。

まとめ≪Allbirds≫

サステナブルなスニーカーが近年注目を集めているAllbirdsのInstagram活用事例として、プロフィールの作り込みが重要であるとお伝えしました。

プロフィールに何を書いていいかわからない、あるいは何も書いていないといった場合には、今回のAllbirdsの事例を参考にプロフィールを作ってみてくださいね。

3. 10YC(テンワイシー)


画像引用元: 10YC(テンワイシー)
インスタグラムアカウント: @10yearsclothing

10YC(テンワイシー)は、株式会社10YCが運営するアパレルブランドです。

「着る人も作る人も豊かに」を理念に掲げ、少し高価でも10年先も着られるような、耐久性や着心地にこだわった製品を作っています。

ファストファッションによる環境汚染や大量廃棄、労働者の低賃金が社会的に問題視されている中で、創業者の下田社長は「自分たちにも何かできるのでは?」との想いから、ブランド立ち上げに至ったそう。

サステナブルな機運が高まっているアパレル業界において、今後注目のブランドですね。

10YC≪Instagram活用事例≫

10YCのInstagram活用事例としてご紹介するのは、メインアカウントとは別の10YCスタッフアカウントです。

10YCのスタッフアカウントでは、スタッフが着用したコーディネートと、スタッフ自身の日々の出来事が綴られています。

なぜメインアカウントとは別のスタッフアカウントを作る必要があるのでしょうか?

理由としては、スタッフアカウントを作ることで

①コーディネートの参考になる、着用感がわかる
②企業の宣伝感なく製品が紹介できる
③インフルエンサーとしてのスタッフにファンが付く

といったメリットが挙げられます。

こちらの投稿では、製品を着用したシーンや製品のおすすめポイントについてスタッフの目線から書かれています。

日記のような柔らかい文体で、スタッフの方の写真も載せられているため安心感や親近感を感じますよね。

このようにアパレルとスタッフアカウントの相性は非常に良く、中にはインフルエンサーとして大きな影響力を持つスタッフもいるので、大手アパレルブランドもSNSマーケティングの一環としてスタッフアカウントを推奨しています。

まとめ≪10YC≫

「着る人も作る人も豊かに」という想いから、品質にこだわり10年先も着られる洋服を作る10YCのInstagram活用事例として、メインアカウントとは別のスタッフアカウントについてご紹介しました。

もちろんスタッフ自身の許可は必要となりますが、企業よりも距離感の近いスタッフから顧客へのアプローチは非常に効果的なマーケティング手法です。

スタッフアカウント作成の際には、ぜひ今回の活用事例を参考にしてみてくださいね。

4. ALL YOURS(オールユアーズ)


画像引用元: ALL YOURS(オールユアーズ)
インスタグラムアカウント: @allyours_jp

ALL YOURSは、株式会社オールユアーズが運営するワークウェアアパレルブランドです。

アパレルブランドらしからぬ"UnFashion"を理念に掲げ、着ていることを忘れてしまう"Un-stress"、流行ではなく心地よさを一番に考える"Un-trend"、体型や性別などの境界線を溶かす"Un-border"の三つをコンセプトに、毎日着たくなるような服を作っています。

≪ALL YOURS≫Instagram活用事例

ALL YOURSのInstagram活用事例として注目したいのは、身長別のストーリーズハイライトです。

ストーリーズハイライトは商品の紹介やイベントの告知などが一般的な活用方法ですが、ALL YOURSのアカウントでは身長別に商品の着用写真をまとめるという斬新な使い方をしています。

インターネットで服を買う際、モデルさんの着用画像とは別に、自分の背丈に似た人の着用画像も参考にしたいと思ったことはありませんか?

服は着る人によって印象が大きく異なるため、消費者は特にインターネットで服を買うことに慎重になりがちです。

そんな想いを察して、身長別のストーリーズハイライトをまとめているのはまさに消費者目線でInstagramを活用できている好事例といえます。

着用している商品名と、それぞれのサイズも記載してあり、レイアウトとしても非常に見やすいストーリーズとなっています。

他にも女性向けのアパレルブランドであれば「骨格タイプ別」「パーソナルカラー別」など、さまざまな応用ができそうですね。

まとめ≪ALL YOURS≫

Un-fashionを理念とし、三つのコンセプトで毎日着たくなるような服を作るALL YOURSのInstagram活用事例として、身長別のストーリーズハイライトについてお伝えしました。

D2Cブランドであるがゆえに、インターネットで服を買う消費者が悩みやすいポイントを考え、それに対処するような形のInstagramの活用方法はとても参考になります。

ストーリーズをうまく活用できているかわからないとお悩みの担当者の方は、ALL YOURSのアカウントを参考にしてみてくださいね。

5. COHINA(コヒナ)


画像引用元: COHINA(コヒナ)
インスタグラムアカウント: @cohina.official

COHINA(コヒナ)は、身長が150cm前後の小柄な女性向けのアパレルブランドです。

「ピッタリもカワイイも諦めたくない」をコンセプトに、小柄な女性でもぴったりなサイズ感で、かつデザインもオシャレな服を取り揃えていることから注目が集まっています。

≪COHINA≫Instagram活用事例

COHINAのInstagram活用事例としてご紹介するのは、インスタライブのリマインダー機能の活用です。

リマインダー機能とは、インスタライブなどのイベントを行う際に、それを事前にプロフィール上でお知らせし、イベントの開始前に通知することができる機能です。

リマインダーを設定したユーザーに、イベント開始の前日と当日15分前に通知してくれます。

インスタライブを行うのであれば、可能な限り多くの人に見てもらいたいですし、試聴忘れをできるだけ防止したいですよね。

リマインダーはインスタライブを行うアカウントにとってはマストで利用したい機能です。

COHINAのアカウントでは、新作の発表から、企画段階の製品まで視聴者の意見を取り入れて決めるなど、インスタライブをユーザーとコミュニケーションを取る手段として最大限に活用しており、ライブを行う際には必ずリマインダーも設定しています。

ほぼ毎日のようにインスタライブを開催しているCOHINAにとって、リマインダーは欠かせない機能といえそうです。

他にもセールの開始や、実際のイベントなどにもリマインダーは設定できますので、様々な用途で活用することをオススメします。

まとめ≪COHINA≫

身長が150cm前後の小柄な女性を対象に、ぴったりなサイズ感と可愛さを叶える製品と、ユーザーとのコミュニケーションが盛んなインスタライブで人気を集めるCOHINA。そんなCOHINAのInstagram集客事例として、リマインダー機能の活用についてお伝えしました。

頻繁に行われていて、かつ視聴者と密接なコミュニケーションがとれているCOHINAのインスタライブは運用担当者にとっても参考になります。

COHINAの事例を参考に、インスタライブを行う際にはぜひリマインダー機能を活用してみてくださいね。

最後に、COHINAに関しては下記の記事でより詳しく解説されているので、興味のある人は是非チェックしてみてください。
■ 低身長女性向けアパレル通販COHINA(コヒナ)とは? インスタを駆使したマーケティング手法に注目

6. overE(オーバーイー)


画像引用元: overE(オーバーイー)
インスタグラムアカウント: @overereview

overE(オーバーイー)は、胸の大きい女性のためのアパレルブランドです。

"胸を張って生きていく、運命の一枚を"をコンセプトに、胸の大きな女性の「ボタンが外れるのではないか」「太って見えるのではないか」などの悩みを解消するべく誕生したブランドです。

胸元を守る隠しボタンや、細見えするシルエットや着心地などさまざまな工夫を凝らし、胸の大きい女性が自信を持ってファッションを楽しめるお洋服を製造・販売しています。

≪overE≫Instagram活用事例

overEのInstagram活用事例として今回ご紹介するのは、着用コーディネートアカウントです。

overEは、メインアカウントとは別に、スタッフやユーザーが実際に着用したフォトレビューのみを投稿するアカウントも運用しています。

自社の商品を着用したUGCがたくさん投稿されている場合、そのUGCをどうにか活かしたいと考えたことはありませんか?

overEの「みんなのフォトレビュー」では、フォトレビューをした全員に300円のクーポンを、その中でも抽選で数名に1000円分のクーポンをプレゼントするというキャンペーンを実施しています。

このキャンペーンの効果もあり、見やすい写真とわかりやすい着用レビューが添えられた質の良いUGCが集まっています。

このようにUGCを投稿したユーザーにメリットのあるキャンペーンを実施することで、継続的なコンテンツの投稿が確保でき、UGCによる認知度の向上も期待できます。

アパレルブランドのアカウントであれば、ぜひとも参考にしたい施策と言えますね。

まとめ≪overE≫

"胸を張って生きていく、運命の一枚を"をコンセプトに、胸の大きい女性が抱きがちな悩みを解消し、前向きになれるような商品を提供するoverEのInstagram活用事例として、着用コーディネートアカウントをご紹介しました。

ユーザー参加型に特化したアカウントを運用することで、ユーザーとの密なコミュニケーションを深めることができます。

他にもoverEでは、フィード投稿やインスタライブなどに力を入れているので、アパレルブランドの担当者の方はぜひoverEのアカウントをチェックしてみてくださいね。

7. foufou(フーフー)


画像引用元: foufou(フーフー)
インスタグラムアカウント:

foufou(フーフー)は、ファッションデザイナーであるマール・コウサカさんが立ち上げたアパレルブランドです。

"健康的な消費のために"をブランドコンセプトに、セールを行わない、全国で試着会を開催するなど、既存のアパレル業界からみると革新的な取り組みを行なっています。

ファストファッションで大量に服を買い、消費しての繰り返しに違和感を感じたマール・コウサカさんは、作り手にも買い手にも優しい適正価格で、「ファッションを適度に楽しんで欲しい」との思いからブランドを立ち上げたそうです。

そんなfoufouでは、上質ながらも高価すぎず、少し遊び心のある洒落たデザインの商品が提供されています。

≪foufou≫Instagram活用事例

foufouのInstagram活用事例としてご紹介するのは、まとめ機能をコレクションとして活用する方法です。

同じブランド内の商品でも、ボトムスやトップスといった種類別、コラボ商品などのシリーズ別に投稿をまとめたいと感じたことはありませんか?

foufouはまとめ機能を用いて、ブランドの「THE DRESS」というシリーズを一つのコレクションのような形でまとめています。

ドレスに関する投稿をまとめて見ることができ、まるで雑誌のようにまとめられたコンテンツが、アカウントの洗練された世界観を演出しています。

このようにジャンル別やシリーズ別に投稿をまとめることで、ブランドの世界観を演出できるほか、ユーザーが欲しい情報を見つけやすくなるといったメリットがあります。

フィード投稿が一定数ある場合にはぜひとも活用したい機能と言えるでしょう。

まとめ≪foufou≫

健康的な消費を目指し、上質かつ適正価格で、少し遊び心のある商品を提供するfoufouのInstagram活用事例として、まとめ機能をコレクションとして活用する方法についてお伝えしました。

foufouは全国で試着会を開催したり、「一日数組限定の、秘密の試着部屋」といったサービスを提供するなど、たえず画期的な取り組みを行なっています。

foufouのnote記事も新しいマーケティングの観点から参考になることばかりですので、Instagramとあわせてぜひチェックしてみてくださいね。

8. Factelier(ファクトリエ)


画像引用元: Factelier(ファクトリエ)
インスタグラムアカウント:

Factelier(ファクトリエ)は、ライフスタイルアクセント株式会社が運営するアパレルブランドです。

メイドインジャパンの工場直結ブランドとして知られ、厳しい工場選定基準から選りすぐりの工場のみと提携。極めて技術力の高い職人の方々による製品作りをその特徴としています。

最近では自社の製品に使うコットンを栽培したり、女優の福田沙紀さんとコラボした国産のオーガニックコットンのTシャツを販売するなど、衣類におけるサステナブルな取り組みを拡大しています。

≪Factelier≫Instagram活用事例

FactelierのInstagram活用事例として注目したいのは、インスタライブを用いた新作紹介です。

Factelierのアカウントでは、インスタライブで新作の着用感や着心地、カラーバリエーションなどについて詳しく紹介しています。

顧客がECサイトで服を買う際に一番気になるのは実際の着用感やサイズ感ですので、その悩みを払拭する理想的なインスタライブの活用方法といえます。

このようにスタッフの方の身長もキャプションに記入することで、視聴者はより製品に対するイメージが湧きやすくなりますよね。

今回の事例の他にも、実際の生地の色味や質感を紹介したり、骨格タイプ別にスタッフが着用して「骨格ストレートの方におすすめのコーデ」といった風に紹介するなど、様々な活用方法が考えられます。自社アカウントに合った方法でインスタライブを活用してみてくださいね。

まとめ≪Factelier≫

メイドインジャパンの選りすぐりの工場と、高い技術力を持った職人の方々によるこだわりの製品作りで知られるFacteilerのInstagram活用事例として、インスタライブを用いた新作紹介についてご紹介しました。

Factelierでは、インスタライブの他にもストーリーズやフィード投稿にも力を入れています。

Factelierと同じく自社工場での生産、および顧客へのダイレクトな販売を行なっている企業の担当者の方は、Instagram運用において参考になるポイントも多いと思うので、ぜひFactelierのアカウントをチェックしてみてくださいね。

9. mellowneon(メロウネオン)

mellowneon(メロウネオン)は、株式会社PATRAが展開するアパレルブランド。
10〜20代の、いわゆるZ世代の女性を中心に、絶大な人気を誇るブランドです。

"インスタ映え"をブランドのコンセプトとし、ヴィンテージかつガーリーな雰囲気の、いわゆる淡色女子(ベージュやパステルカラーのファッションを好む女性)にウケのいいアイテムを販売しています。

≪mellowneon≫Instagram活用事例

mellowneonのInstagram活用事例としてご紹介するのは、フィード投稿をコンテンツマーケティングとして活用する方法です。

mellowneonは、単に"インスタ映え"なだけでなく、フォロワーが求めている情報を、インスタ映えかつ十分な情報量を含んだフィード投稿を行っています。

こちらの投稿では「夏に真似したい」と題し、これからの季節に参考になる淡色コーディネートがまとめられています。

9つものコーディネートが挙げられているため、情報量としては充分ですし、モデルさんの実際の着用写真を載せることで「自分もこんなファッションがしたい」「このアイテムが欲しい」と購買意欲を高める効果も期待できます。

またこちらの投稿では、ユーザーの目的別にバッグを紹介しています。

魅力的なアイテムがたくさんある場合、どれを選べばいいか迷うことはありませんか?

この投稿のように、"大容量重視"、"高級感重視"などに分けて紹介することで、ユーザーが数あるアイテムの中から自分が求めているアイテムを選びやすくなります。

また、コンテンツマーケティングとして投稿することで、宣伝感を感じさせずに自社のアイテムをPRできたり、1投稿あたりのユーザーの滞在時間が長くなったりと、まさに一石二鳥の活用方法といえますね。

まとめ≪mellowneon≫

Z世代の淡色ファッションを好む女性から絶大な支持を受けるmellowneonのInstagram活用事例として、フィード投稿をコンテンツマーケティングとして活用する方法についてお伝えいたしました。

mellowneonはECアパレルブランドの先駆けともいえるブランドで、現在のフォロワー数は18.9万人(2022年7月時点)を超えるほどの影響力を持ったアカウントです。
mellowneonのInstagram運用は勉強になることばかりですので、ぜひこまめにチェックしてみてくださいね。

10. RiLi(リリ)

RiLi STORE(リリストア)は、株式会社RiLiが運営するアパレルブランドです。

ユーザー参加型のファッションメディアであるRiLi.tokyoから派生し、アパレルブランドRiLi storeが生まれました。

「自分らしいスタイルを叶える選択肢」をブランドコンセプトに、トレンド感溢れるアイテムをたくさん提供していることから、20代の女性を中心に人気を集めています。

≪RiLi STORE≫Instagram活用事例

RiLi STOREのInstagram活用事例としてご紹介するのは、リールを活用したコーディネート紹介です。

RiLi STOREのアカウントでは、リールを使ったシーン別のコーディネートや、身長別のコーディネートなどを多数アップしています。

「アメカジコーデ4選」と題されたこちらのリールでは、身長別・骨格タイプ別のコーディネートを紹介。

最近では骨格タイプを参考にコーディネートを考えるユーザーも多いため、骨格タイプ別のモデルを起用することはユーザーに強く訴求できる効果的な施策といえます。

またこちらのリールでは、インフルエンサーさんが考えたブルーベース(パーソナルカラー)の方向けのコーディネートを紹介しています。

パーソナルカラーを重視して服を買うユーザーも多いので、パーソナルカラー別にオススメのアイテムを紹介することで購買意欲を高める効果も期待できますね。

インフルエンサーさんがコーディネートを組んでいるということも、訴求力を高めるポイントと言えるでしょう。

まとめ≪RiLi STORE≫

ファッションメディアから始まり、その人気がこうじてアパレルブランドへと成長したRiLi STOREのInstagram活用事例として、リールを活用したコーディネート紹介に注目しました。

10代・20代の女性が求めている情報を徹底的に研究し発信することで、25万人ものフォロワーを獲得したRiLi STOREのアカウントには、Instagram運営のヒントが詰まっています。アパレル企業の担当者の方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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